64(ロクヨン)/横山秀夫
『64(ロクヨン)』を読んだよ。警察官も人間だ。『クライマーズ・ハイ』が面白かったので、次の横山秀夫氏の小説として選択したのが本書。もしかしたら、Kindle本でセールしていたものを思わずポチったのかもしれないけど。 主人公は警察官。いや、警察署の広報官と言ったほうが正しい。いわゆる刑事とは違うということが重要。それに警察の仕事は刑事だけでは成り立たないということはよく分かる。ただ、これが警察の内部的な視点でみると、色々と微妙な問題が起きてくるわけで…。 そして、広報官の直接的な対象は各種メディアの人間たち。彼らも絡んでくると三つ巴というわけで、本書の面白さはそこにあるのか?とも。得に主人公は…
2020/08/30 13:42