ファウンデーション/アイザック・アシモフ
『ファウンデーション』を読んだよ。理解不能。アイザック・アシモフ著のSF小説。雑誌への連載が始まったのが1942年というから日本的には戦時中に書かれたもの。エネルギーとして原子力という言葉が出てくるが、当時の原子力はそれほど一般的ではなかったのだろうと思う。だからこそ、SF的には有効だったんだろうね。しかも、小説の中での原子力は古い技術的な扱いをされているし。さて、冒頭の「理解不能」とは、高度な科学技術などが駆使されたSF的な意味合いではなく、とにかく日本語が分かりにくい。つまりは、訳の問題。訳者あとがきはスッキリ頭の中に入ってくるのだから、やっぱり本文の訳が自分には合わないのだろうね。訳本は…
2020/07/27 14:42