不知火形

不知火形

不知火形の横綱土俵入り。36代羽黒山政司を見たのは、蔵前国技館。小学校の時には、日曜日となると朝から都電を乗り継いで、蔵前国技館へ通った。相撲少年であった。43代吉葉山潤之輔の不知火形は、最も美しい横綱土俵入りと言われた。その吉葉山の孫弟子・白鵬の不知火形も力強く美しい。この名古屋場所は、満員御礼が9回も出たとかで、人気回復を言う者もいるが、この人気、いつまで続くか。白鵬の年齢を考えれば、ここ3~4年は彼の独走だろう。琴欧州、日馬富士、ものが違う。期待されている稀勢の里、豪栄道、豊真奨。まあ駄目だろう。白鵬一人で大相撲人気を支えるのは難しかろう。さて相撲協会どんな手を使うか。白鵬を双葉山に見立てる。という神業は案外うまくいくかもしれない。それにしてもNHK解説の北の富士はひどいな。向正面の舞の海に助けられている...不知火形