【マクF】奴隷の週末 最終話【アルシェリ】
(第一話、第二話、第三話、第四話となっております)ショッピングを終えると、もうすっかり日が落ちていた。帰り道、荷物でふさがったアルトの腕に自分の腕を絡ませると、彼の髪から自分と同じシャンプーの香りがする。「うふふふふふ」「なんだよ、シェリル」ぶっきらぼうに答えるアルトが疲れた様子なのはもう気にしない。彼は今日は奴隷なのだから。小悪魔の微笑でシェリルはアルトを見た。「ちょこちょこ文句は言ってたけど、よく一日ついてきたわね。お坊ちゃんのくせに」「素直に褒めたらどうなんだ?まったくこき使いやがって」「だあって」シェリルは小走りでアルトの前に回りこみ、いつもの上目遣いをアルトにむけた。「使いやすいんだもの、ア・ル・ト」「なんっか嬉しくないな、微妙に」「あらあ、光栄なことのはずよ?このシェリル・ノームのお役に立ってるって...【マクF】奴隷の週末最終話【アルシェリ】
2009/07/30 00:37