2カ月目
山火事からの延焼で、あっという間に家も倉庫も工房も森もお金さえも燃やしてしまって、自分が被災者となりました。人生の中で、自分が被災者になるとは夢にも思っていませんでした。最初の2週間は延焼を防ぐため毎日友人達と避難している家から農場まで通い消火活動をしていました。多くの人達が駆けつけ、消火を手伝ってくれました。お弁当を作って毎日運んでくれた人もいます。名前も知らない人も沢山いました。煤と灰で真っ黒になってくたくたに疲れていました。でもお陰で自分の状況を深く考えずに済みました。 それが落ち着くと、次に待っていたのは援助、支援の事です。ここでは待っているだけでは何の支援も受けられません。自分で調べ…
2025/03/25 03:25