おじの墓
この夏おじが亡くなった。 アルゼンチンに散骨希望とのこと。 過去の記事より 「墓参り」 単身ポルトガルへ行く予定を変更して、おじの出張にお供することを決めたため発生したOPです。 おじの友人の墓は、マドリッドから電車で2時間ばかり離れた街バリャドリッドにありました。 クリスマスの夜に妻子を残して交通事故でなくなったという方。 私は一度もお会いしたことはありません。 昼下がりタクシーで訪れた郊外のお墓は、赤い大地と青い空がきっぱりと別れた広がりに、 真っ白いキンャンバスのような墓石が並んでいました。額縁は色とりどりの花束。 この部分の記憶は、まるで白昼夢をみたようですが、しかしくっきりと心に焼き…
2015/07/25 19:17