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なつかし旅行社 https://merukur150.hatenablog.com/

旅・本・ガラクタのことなら なつかし旅行社へ

弊社は「最近旅行に行ってないなぁ…昔はあちこちに行っていたのに」とぼやいている人が、 昔行った旅行に思いを馳せ楽しかった思い出を反芻することで、今日この日を乗り切ろう。 そんなきわめて消極的な目的から設立されました。

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2008/06/10

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  • 「みなと文化」の構成要素

    港が魅力的なのはなぜか? 港ばかりをふらふら巡ってしまう私としては、大変興味深いテーマ。 そして、こんな財団があったとは!! 知りませんでした。 一般財団法人 みなと総合研究財団(略称 みなと総研)Waterfront Vitalization and Environment Research Foundation(略称 WAVE) 「みなと総研」は、社会が大きく変わりパラダイム転換が求められている今日、時代のニーズに的確に対応し、みなとに関する総合的な調査研究を通じて、わが国の未来を拓いていきます。 「みなと文化」はどのようなものを指すのでしょうか? 「文化」のとらえ方には、民謡や和歌、絵な…

  • ブログのデザイン凄すぎる。

    新装開店です。 デザインは、はてなブログのテーマストアから選びました。 猛烈にかっこいい。フジグチさんありがとうございます!! www.fuji-blo.com

  • ただいま改装中

    ブログデザインを勉強して、読みやすくしようと思います。 もうしばらくお待ちください。 ねこまる

  • 「三津浜」を深掘り。

    この場所に、これほど惹かれるのはなぜ? そもそも私が三津浜に通うようになったのは図書館があったからで、 用が済むとまっすぐ帰宅していました。 ある日、ミツハマルが企画した「木のワークショップ」の情報を見つけ参加しました。 それ以来、ミツハマル発信のおもしろい取り組みから目が離せなくなりました。www.mitsuhamaru.com 三津浜には江戸時代から昭和初期の民家が多く点在しています。路地を歩くと今では見られないような土間や中庭のある町家づくりの家や、洋風の昭和レトロな建物などに出会います。以前は大変栄えていた港街・三津浜も現在では空き家が多く見られ、商店街でもシャッターの閉じているお店が…

  • 「三津浜」を深掘りします。

    この場所に、これほど惹かれるのはなぜでしょうか? www.mitsuhamaru.com www.wave.or.jp ◎三津浜(松山)港の「みなと文化」 堀内 統義 https://www.wave.or.jp/minatobunka/archives/report/094.pdf いい暮らし松山 クラフトビールの飲めるバーを併設したゲストハウス「麦宿 伝」の紹介 matsuyama-kurashi.com 松山経済新聞 2.21.06.15記事 https://matsuyama.keizai.biz/column/1/ 松山市三津の旧鈴木家住宅(松山市三津1)が今年3月、文化審議会の答申…

  • 2015年 私のみちしるべ本

    2015年 私のみちしるべ本 グローバル経済史入門 (岩波新書) 作者:杉山 伸也 岩波書店 Amazon 世界経済のなかで「国境を超える」経済活動を歴史的に描く。経済史とはモノ、ヒト、カネ、情報がどのような経済システムのなかで、どのように生産、流通、消費されたか歴史的に説明する学問。 猟師の肉は腐らない 作者:小泉 武夫 新潮社 Amazon 食の問題を猟師の義っしゃんのように、たくましくクリアできたらすごいと思う。 海底美術館 作者:ジェイソン・デカイレス・テイラー 日経ナショナルジオグラフィック社 Amazon パイレーツオブカリビアンのクリチャーを彷彿とさせる面々。

  • POOL 素晴らしき水たまり

    私はこんな本が欲しかった。 君に出逢えてよかった。 以来の興奮。

  • 2019 in沖縄 ⑬

    阿嘉島初上陸。天気はまずまず太陽も出てちょいと暑い。ケラマブルーの海ってこんなだったっけ。過去に見た煌めく宝石のようなの海と印象が違う。自分が歳をとって感動する力が弱くなったせいかとも思った。一昨日の台風の風や雨のせいで透明度が落ちているに違いない。ここは文学的、情緒的に哀しみムードに流れない方向にしておく。 asatodesign.net 港の正面から慶留間島に向かってコンクリートの大きな橋が架かっている。ここからは見えないが、慶留間島と空港だけがある外地島との間にも橋が架かっていて、三つの島が串し団子になっているらしい。この島で降りた人は10人弱で、船着き場からはすぐに人影が消えてしまった…

  • ご当地スーパーは「食文化の図書館」

    この本は2014年に出版された2作目だそうです。ちなみに前作はこちら 日本全国ご当地スーパー 掘り出しの逸品 その後、著者の菅原佳己さんは 一般社団法人「全国ご当地スーパー協会」 なるものを設立されたようです。 Σ(゚Д゚)すごいです!! 協会が養成講座も開いて、研究家を育てているらしい。 以下は協会サイト内 よくある質問から 協会認定のご当地スーパー研究家になるとお仕事はありますか? 協会からお仕事をご紹介する保証はありません。 しかし、ご当地スーパー研究家として活躍する技術を身に付けることは可能です。どのようなお仕事でも同様と思いますが、ご自身のご努力によってお仕事としてで きるようになる…

  • 猫の毛

    夏前のこの季節、飼い猫の毛が抜けかわる。毛皮を剥いだのじゃなかろうかと思うほどごっそり。だから捨てるのがもったいない気がして活用方法を探していた。図書館でこの本を見つけたものの、フェルトは作らず1年過ぎた。今年こそはと思い書名を検索すると、続巻が出ていた。 どこの家の猫もごっそり毛が抜けるんだなぁと感心した。そして、飼い主は毛にまみれ困りつつも、何でかそれをためこんだりする奇妙な生き物なのだと再確認した。

  • 2019 in沖縄 ⑫

    二日目、10時発のフェリーに乗るためにタクシーで泊港に向かう。沖縄に来ると島に渡っているのでおなじみの場所だ。その昔、友人が大学のサークルでキャンプ合宿をしている座間味島に行こうとして、この港に初めてやってきたときは、旅客ターミナルビル「とまりん」はなく、北岸にあった平屋の券売所に並んで乗船券を買った記憶がある。傍らの売店には麦わら帽子がつるしてあったような。 「とまりん」が建ったのは1995年。ビルの1階がフェリーや高速船の発着ターミナルと売店で、2階からは企業のオフィス、6階~最上階の15階はベイサイドホテルになっている。1997年に職場の仲間と来たときにはピカピカの券売所を利用した。はず…

  • 2019 in沖縄 ⑪

    あれから30年。日本中に同じ店ができてどこも似たようになったけれど、スーパーマーケットの食料品売り場には、初めて見る商品「焼き大豆」がありました。カレー味とプレーンを買ってみた。 mainichibeer.jp ついでにこれは知っている「ジーマーミー豆腐」も。この豆腐、沖縄のローカルフードとしてずいぶん有名になったようで、観光客用に専門店までできてる。小さいパックに入った使い切りのイカ墨も買うかどうか迷ってやめた。イカスミ汁はシロイカ(アオリイカ)の墨を使うそうだが売っていたのは原材料にタイ産モンゴウイカの墨を使用して糸満で作られた製品だった。 夕食は雑誌で紹介されていたリウボウスーパーの裏手…

  • 2019 in沖縄 ⑩

    安里駅前には「いつか行きたい」と思っていたリウボウスーパーが今でもあった。初めて沖縄に来てユースホテルに泊まった時に、一人旅をしていたお兄さんが「夕飯は安里のリウボウで買った総菜だ」と言っているのを見て、かっこいいなぁと思った記憶がある。ユースホテルの前2泊はシティホテルに泊まり、「大人の一人旅」とはこういうものだと鼻息荒く意気込んで、サンセットセーリングや、最上階のレストランでのディナーに挑んだ。それまでは家族旅行しかしたことがなく、国民宿舎のように施設側が指定した時間の範囲で大食堂に集められ、一斉に食事をとるスタイルの宿に泊まることが多かったので、とんでもなく画期的な挑戦に思えたのだ。 た…

  • 沖縄プラン

    ●憧れの島・沖縄!! 初上陸の旅 ● (6泊7日 本島・座間味島) 行程 行程宿泊地 日次 月日 スケジュール 1 7/23 福岡8:55発(ANA121便)⇒那覇10:30着 首里観光 (首礼の門・沖縄県立博物館) ホテルサン沖縄 2 7/24 那覇市内より、レンタルバイクにてルート58を北上⇒琉球村(多幸観光園)⇒国営沖縄海洋博記念公園⇒那覇市内 ホテルサン沖縄 3 7/26 路線バスを乗り継いで玉泉洞へ ナハ春海ユースホステル 4 7/26 泊港9:00発ざまみ丸⇒座間味港10:30着 座間味青年旅行村へ 民宿ロビンソン 5 7/27 座間味港発、ざまみ丸にて⇒泊港着 ナハ春海ユースホス…

  • 2019 in沖縄 ⑨

    ゆいレールに乗るべく牧志駅に向かう。昨日から壺屋小学校で開催されている「壺屋陶器祭り」会場が見えた。駅に隣接しているほしぞら図書館もスルーして、ホームに滑り込んできた車両に乗車する。今度はそれほど込み合っていないので窓際に立ち、車窓からの眺めを楽しむことができた。次の駅は「おもろまち駅」那覇市に新都心があったなんてしらなかった。 「で、おもろまちって何?」 新都心はアメリカから返還されたのち再開発された場所で、手元にある1986年に発行された旺文社の地図には米軍住宅地と表記してある。私の記憶はそこから更新されていなかったようだ。以前は安里の三差路からてくてく坂を上って守礼の門を見に行った帰りに…

  • 2019 in沖縄 ⑧

    雨がパラついてきたので雨宿りもかねてお楽しみの市場通りへ。私にとって那覇の楽しみはこのアーケード街歩きにつきると言っても過言ではない。免税店で服飾品や化粧品を見るか、どちらかを選べと言われたら迷わずこちらを選ぶ。自分でもなんでこんなに好きなんだろうと思う。 「ん、こんなところに古本屋なんてあったっけ?」 市場中央通りを入ってわりとすぐのところに女性が一人で店番している「古本屋ウララ」があった。水上店舗長屋の一部屋から路上にはみ出した可動式の書棚と平台は、フリーマーケットの1ブースという感じだ。 今回は古本屋巡りができそうになかったので、一軒だけでも立ち寄ることができてうれしい。開催日時が合えば…

  • 2019 in沖縄 ⑦

    お腹も膨れたことで、お土産物屋をひやかすことに。国際通りは相変わらずガヤガヤ、ごちゃごちゃ、キラキラしていてる。店先に並んでいる商品の中で、心をわしづかみにされたのは2,000円近いお値段で店先にぶら下げられているカエルの革財布。剥製みたいに生前のお姿をとどめていらっしゃる。中には下半身のないやつも。全体につやつやしているも、よく見ると鳥肌のようなぶつぶつした地肌。半開きの瞼に三白眼ですこぶる目つきが悪い。口は硬くへの字に結ばれているが、だからといってここに口金がついているわけではない。このサイズからしてヒキガエルか? ネットで検索してみるとカエルの加工はオーストラリアやフィリピンでやっている…

  • 2019 in沖縄 ⑥

    昼食がまだだったので那覇観光のお約束Aサインレストラン「ステーキハウス88」に入ってみる。広いお店だ。ボックス席の背もたれが直角にそそり立つ(私の背が低いだけかもしれない。)硬めソファーに座ると、昭和のドライブインを思い出した。子供のころ家族旅行で立ち寄ったドライブインは非日常感に満ちていた。100円を入れてレバーをスライドさせると星占いの結果が書かれた小さな巻紙が出てくる機械や、ピーナッツが出てくる機械を眺めるのが面白かった。まだ小さかった妹は、背もたれにつかまり立ちをして他のお客さんを見て嬉しそうに奇声を上げ、慌てた母親に引きはがされていたっけ。 14時も回っていたのでお客はまばら。ランチ…

  • 2019 in沖縄 ⑤

    パレット久茂地の前にはクリスマスの電飾が据えてあった。汗ばむ南国のクリスマスツリーが見られるとは面白い。県庁北口の交差点から伸びる道のいずれかが国際通りなのだろうけれど、正直20年前の記憶はもう消えていたので一番賑やかそうな道を進んでみる。観光案内のパンフレットを読むとシーサーが狛犬みたいに据えてあるらしい。 「はて、そんなのあったっけ?」 間違ってはいなかったが、この通り思っていたよりも道幅が狭い。もしかしたら歩道を拡張したのだろうか。ベンチもあるし。 目指すホテルの一階はコンビニで、フロントは10階になっていた。これも不思議。街中は家賃が高いから1階をお店に貸して家賃を取った方がいいのかも…

  • 2019 in沖縄 ④

    ボーディングブリッジを渡っている段階ですでに汗ばみ始める。那覇は今日28度まで気温が上がるそうだ。ヒートテック肌着に薄いニットを着たのは大きな間違いだった。暖かくなるとわかっていても、寒がりな私は家を出るときからTシャツになれなかった。Tシャツを一枚しか持ってこなかったことが悔やまれる。明日も暑いのだろうか。日本中どこにでもユニクロがあって、同じデザインの商品が同じ値段で手に入るのだから着るものはどうにでもなるだろうと考えながらモノレール乗り場に向かう途中、ダウンジャケットを着ている人を見かけた。おやおや、あなたもですね。ちょっとうれしくなって、勝手に寒がりだと決めつける。北海道から到着した人…

  • 2019 in沖縄 ③

    沖縄で何をしたいか自分に問うてみた。まずモノレールに乗りたい。つぎに国際通り界隈の散策、締めはビーチコーミング。沖縄に行けなかった20年間に、沖縄関係の本を読む時間はたっぷりあったので見たいところ、知りたいことはたくさんあるが、とりあえず3つに絞り込むことができてよかった。2018年に旭橋A街区に移転した県立図書館で調べ物をしたかったけれど、11月は半月近くも特別整理日で休館になっているのであきらめた。あと市内の銭湯巡りも。 2003年に空港駅から首里駅までが開通していたゆいレールが、先月に浦添市のてだこ浦西駅まで延長開通したばかりだ。国際通りや市場がある平和通界隈は何を買うでもなくぶらついて…

  • 2019 in沖縄 ②

    思いつきで旅行を決めると早割の航空券が手に入らない。しかも出発日は連休にかかっている。なので、最安値の航空券を求めスカイスキャナーで検索開始。格安航空会社を使えば安くは行けるが、成田空港での待ち時間が22時間30分あって、沖縄まで26時間45分もかかるっていう検索結果は当然却下。 LCC旅行 (イカロス・ムック) 発売日: 2018/03/28 メディア: ムック ここはおとなしく旅行代理店のHPを開き、「往復の飛行機+ホテル1泊お得パック」のタブをクリック。なぜなら正規運賃よりも飛行機代が安く往復航空券を買うよりお得だからだ。自分の行く日を入力したら料金がわかる。が、月をずらせば底値はいくら…

  • 2019 in沖縄

    沖縄に行こうと思いたった。最後に訪れたのは1998年だったから、なんとまぁ20年ぶりだ。この20年は長かったぁ。行きたいと思ったことは何度もあったけれどあきらめてきた。行きたいという気持ちを捨てるでもなく、しまいこむでもなく雨ざらしにしておくとそのうち消えてなくなる。でも次の年の同じ季節には、同じように沖縄に行きたいの芽が出てくるからおもしい。その気持ちは雑草のようにしぶとく根強いのだ。 思い立ったが吉日。旅に出ようと心が決まれば手元にあるスマホで飛行機の席をおさえよう。昔にくらべずいぶんお手軽になったものだ。世の中にスマートフォンがあまねく普及すると、パソコンを持ち歩かなくても膨大な量の情報…

  • 2019年 私のみちしるべ本

    ●なんとも収まりのつかぬ不穏な気持ちが足元に転がったまま。 荒野へ 作者:ジョン・クラカワー 発売日: 1997/04/28 メディア: 単行本 青年のロードムービーとして鑑賞した映画作品 イントゥ・ザ・ワイルド [DVD] と違って、原作は「何でこんなことになったの?」と他人があれこれ詮索して真実を知りたくなる事件の謎解き。されど人の心の内側までは、結局のところわからない。 ●20年ぶりの沖縄行きにリンクして、南国癒し情報が転がり込む。 野の医者は笑う―心の治療とは何か?― 作者:東畑開人 発売日: 2017/04/07 メディア: Kindle版 土地の人たちが聖域としている場所がパワース…

  • 2018年 私のみちしるべ本

    ●身もふたもない感じが素晴らしい。 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫) 作者:ジェーン・スー 発売日: 2016/04/12 メディア: Kindle版 ●民族の歴史を勉強するには最適。 パリで出会ったエスニック料理 作者:にむら じゅんこ 発売日: 2006/06/01 メディア: 単行本 パリ市民およそ5人に1人がフランス国籍以外の国籍を持つ外国人や移民と推測されているそうだ。かれらのコミュニティ文化を「食」を通して探る。 ●ん! 翻訳のせいなのか? 死体捜索犬ソロが見た驚くべき世界 作者:カット・ワレン 発売日: 2014/05/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) …

  • トビウオの驚くべき世界

    2008年。バードウォッチャーたちを乗せたクルーズ船は、ニュージーランドを出港し、多くの海鳥たちの姿を堪能したのち、船は順調に航海を続け日本へ向かった。西太平洋のど真ん中、赤道近海に鳥の影は無し。そこでバードウォッチャーたちは、海面を飛行するトビウオウォッチャーに変身した。ラテン語でトビウオはエクソーコエトゥス・ウォリターンス(Exocoetus volitans)「外で眠る」の意。かつて、トビウオは夜になると海を出て海岸で眠ると、地中海を航行する船乗りたちに信じられていたそうだ。 『トビウオの驚くべき世界』 の著者はバードウオッチングツアーを主催するWINGS社の最高幹部で、海洋写真家でもあ…

  • いろいろたまご

    私たちが日ごろ目にする卵といえば、もっぱらにわとりの卵ではなかろうか。他にはイクラとか明太子といったおいしい卵のたぐい。身近にあってもゴキブリとか毛虫が出てくる蛾の卵、用水路の壁に点々と産み付けられたジャンボタニシの派手なピンク色をした卵などはあまり目にしたくない。『いろいろたまご図鑑』では、卵の解説を生きものの種ごとに、虫とクモ/鳥/淡水の生きものと両生類・爬虫類/海の生きもの/土の中の生きもの、と大きく5つの章だてで紹介している。 人も卵から発生するが、それは体内で秘かにすすめられていて観察しにくいし、この図鑑の守備範囲外である。卵に関する図鑑には鳥に特化したものだと『世界655種 鳥と卵…

  • おみやげ探しは旅の華

    大正14年(1925年)生まれの著者森本哲郎さんは、東京大学で哲学科や社会学を学んだ後、朝日新聞社に入社して学芸記者から編集委員長を歴任する。51歳で新聞社を退社してからも世界各国を歴訪、評論家として文明批評や旅行記などの著述を中心に活動され、67歳からは東京女子大学の教授として教鞭をとっておられた。 20世紀後半の40年間で収集したおみやげを、「博物館」に展示するように並べ、それにまつわるおみやげ物語が添えられた 『世界の旅 ぼくのおみやげ図鑑』 は80歳のときに出版されている。「旅を人生に重ねるなら、人の一生だって宝探しではないか。」という言葉には実感がこもっている。紹介されるおみやげは、…

  • 島は世界の縮図である。

    河出書房新社から半年の間に似たような本が出版された。清水浩史:著『秘島図鑑』THE BOOK OF SECRET ISLANDS IN JAPANと、ユーデット・シャランスキー:著『奇妙な孤島の物語』(邦訳版)ATLAS OF REMOTE ISLANDSだ。実際はシャランスキー原著のほうが6年早くドイツで出版されている。『秘島図鑑』はそれに触発されて企画されたのではなかろうかと邪推してしまうくらい見た目が似ている タイトルからわかるようにSECRETな島と REMOTEな島という違いはあるけれど、清水さんの本で示された秘島の定義は「リモート感がある。孤島感がある。もの言いたげな佇まい。行けな…

  • おじが決めた場所

    この夏おじが亡くなった。アルゼンチンに散骨希望とのこと。 過去の記事より 「墓参り」 単身ポルトガルへ行く予定を変更して、おじの出張にお供することを決めたため発生したOPです。 おじの友人の墓は、マドリッドから電車で2時間ばかり離れた街バリャドリッドにありました。クリスマスの夜に妻子を残して交通事故でなくなったという方。私は一度もお会いしたことはありません。 昼下がりタクシーで訪れた郊外の墓地は、赤い大地と青い空がきっぱりと別れた広がりに、真っ白いキンャンバスのような墓石が並んでいました。キャンバスの額縁は色とりどりの花束。「白昼夢」ってこんな感じかなぁ。この光景はくっきりと心に焼き付いていま…

  • 君の名は

    ネズミブンブクを探しています。

  • 2019年1月 「なつかし旅行社」HPの看板を下ろしました。

    Yahoo!ジオシティーズ終了に伴い、HPをたたみました。 記事はブログに移動しています。 初めて記事を書いてから、もう10年以上たっているんですよ メンテナンスもしなくてはいかんです。反省

  • ●イギリス南西部に流れる旅 1995 旅程表

    行程表 (30泊31日) 見どころはこちらから 月日 スケジュール 宿泊地 6/26 関西国際空港12:00発(MH053便)⇒クアラルンプール17:00着 乗継 22:30発(MH102便)⇒ロンドンヒースローへ 機内 6/27 ⇒ロンドンヒースロー5:55着 セントポール寺院 ノボテルロンドン 6/28 ロンドンテート・ギャラリー ノボテルロンドン 6/29 2階建バスにて市内観光・ナショナルギャラリー見学⇒友人宅へ 友人宅 6/30 ロンドン市内見学 王立植物園・テムズ川下り 友人宅 7/1 川べり公園へ、夜ロンドンのディスコへ 友人宅 7/2 ポートベローのアンティークマーケット散策 …

  • ●結婚式にお墓参りイギリス・スペインの旅 1993 旅程表

    行程表 (31泊32日) 見どころはこちらから 月日 スケジュール 宿泊地 9/1 福岡12:00発(SQ989便)⇒シンガポール17:00着 トランジット シンガポール22:30発(SQ322便)⇒ロンドンヒースローへ 機内 9/2 ⇒ロンドンヒースロー5:55着 長距離バスでボーンマスへ⇒ボーンマス着 友人宅へ 友人宅 9/3 ボーンマス⇒プール市内焼き物工場見学 友人宅 9/4 散歩がてら買い物に 午後から友人結婚式に参列 友人宅 9/5 ボーンマスからバスにて⇒ソールズベリーへ B&B 9/6 ソールズベリー⇒ストーンヘンジ 遺跡見学⇒オールドセーラム遺跡見学 B&B 9/7 ソールズ…

  • ●マレー半島縦断の旅 旅程表

    旅の見どころはこちらから

  • ●DBツーリストカードでひと回りの旅(旧西ドイツ)

    (24泊25日) 行 程 見どころはこちらから 月日 スケジュール 宿泊地 3/17 福岡10:30発(CX511便)⇒香港14:20着 観光 香港22:40発(CX289便)⇒フランクフルトへ 機内 3/18 ⇒フランクフルト7:15着 鉄道でフランクフルト10:30発⇒ウルム13:30着 ホテルで爆睡 民宿 3/19 散歩がてら水族館見学 ⇒ 大聖堂に登る 民宿 3/20 ウルム9:47発⇒ミュンヘン11:24着 新市庁舎前を通り王宮博物館見学 ホテル 3/21 BMW博物館見学 ホテルで昼寝 ホテル 3/22 友人と合流 ミュンヘン12:26発⇒フュッセン14:39着 ノイシュヴァンシュ…

  • 2017年 私のみちしるべ本

    ひさびさの東京観光 ガイドブックに選んだのはこれ ●『東京湯巡り徘徊酒 』 島本 慶 著 講談社 都心から郊外まで、銀座から南千住まで、著者が下車した適当な駅がターゲット。 まずはそこで目に付いた銭湯へ。次はお楽しみの酒場パート。銭湯で情報を仕入れた、近所のオススメの店にフリの客として入り、やはりそのお店でオススメのメニューに舌鼓を打ちます。駅前探訪ガイドブックとしてもエッセイとしても楽しめる、安くておいしい傑作の誕生! 著者紹介 ライター兼漫画家兼イラストレーター。 1952年山口県岩国市生まれ。特殊歌謡バンド「ペーソス」のヴォーカルとしても活躍。 ユーモラスな中にもペーソスとアイロニーが滲…

  • 2016年 私のみちしるべ本

    2017年は近日公開予定 別の生物の生態か ●『貧乏人の経済学』 A・V・バナジー&E・デュフロ/著 本のタイトルを貧乏しい人ではなく「貧乏人」としたところに触手が動いた。まるで自分たち以外に生息している、貧乏人という別の生物の生態を観察したような響き。本文中では貧しい人と貧乏人の両方がでてくる。どう使い分けているか読み込めていないのでまだまだ再読の必要有りだ。 あわせて読んだのは『「見えない」巨大経済圏』と『ネクスト・マーケット』『南国港町おばちゃん信金』 貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える 作者: アビジット・V・バナジー,エステル・デュフロ,山形浩生 出版社/メーカー…

  • 私のみちしるべ本

    去年忘れていたので遅ればせながら 2014年 私のみちしるべ本 『本を読んだら自分を読め』 小飼 弾 著 (朝日新聞出版) 本を読むと自分が何を知っていて、何を知らなかったのか? これから何を知りたいと思っているのかがわかる。 今まで読んできた本で得た知識たちが、ふとしたときにリンクする瞬間がある。 『経済は世界史から学べ』 茂木 誠 著 (ダイヤモンド社) 『牡蠣と紐育』 マーク・カーランスキー 著 (扶桑社) ニューヨークを発掘したら貝塚がたくさん見つかるというのが意外な驚き。 19世紀半ばカキの平底荷船(ハウス)が面白い。 2015年 私のみちしるべ本 『グローバル経済史入門』 杉山伸也…

  • 梅雨も明け、そろそろ骨になっているかも

    梅雨も明け、そろそろ骨になっているかも - なつかし旅行社

  • 旅宿

    『亭主 酒場と旅館の文化史』 ウラ・ハイゼ 著 『ヘブリディーズ諸島日記』 ジェイムズ・ボズウェル 著 『365日365ホテル』 瀧澤信秋 著 『地域でいちばんピカピカなホテル』 宝田圭一 著

  • 生活

    『南国港町おばちゃん信金』 原 康子 著 『オバサンの経済学』 中島隆信 著 『家族はなぜうまくいかないのか』 中島隆信 著 『「ニッポン社会」入門』 コリン・ジョイス 著 『浮浪児1945』 石井光汰 著 『ある老船医の回想』 久我正男 著

  • アメリカ

    『アメリカ環境史』 小塩和人 著 『牡蠣と紐育』 マーク・カーランスキー 著 『米国一家、おいしい東京を食べ尽くす』 マシュー・アムスター=バートン 著 『アメリカの田園墓地の研究』

  • 食べ物

    『食料生産社会の考古学』 常木 晃 著 『食料の帝国』 エヴァン・D・G・フレイザー 著 『ナマコの眼』 鶴見良行 著 『蟹工船興亡史』 宇佐美昇三 著 『海に生きる 』 秋道智彌 著 『ひもじかった頃の記憶』 渡辺裕二 著

  • おじの墓

    この夏おじが亡くなった。 アルゼンチンに散骨希望とのこと。 過去の記事より 「墓参り」 単身ポルトガルへ行く予定を変更して、おじの出張にお供することを決めたため発生したOPです。 おじの友人の墓は、マドリッドから電車で2時間ばかり離れた街バリャドリッドにありました。 クリスマスの夜に妻子を残して交通事故でなくなったという方。 私は一度もお会いしたことはありません。 昼下がりタクシーで訪れた郊外のお墓は、赤い大地と青い空がきっぱりと別れた広がりに、 真っ白いキンャンバスのような墓石が並んでいました。額縁は色とりどりの花束。 この部分の記憶は、まるで白昼夢をみたようですが、しかしくっきりと心に焼き…

  • 中世のニュルンべルグ

    2015 05 04 月曜 GW真っ只中。 曇り時々雨のち晴れ 『中世の窓から』 阿部謹也 著 (1981年3月30日発行) 中世の窓から (ちくま学芸文庫) 作者: 阿部謹也 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2017/06/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 私がニュルンべルグを訪れる7年前に出版された本だ。この本を読んでから出かければもっとあじわい深い時間が過ごせただろうにと思う。旅行してからすでに37年経っているからそう思うだけなのだけど。 ここ何年か経済に興味が湧いてその関係本を読んでいる。そこで目につくのがユダヤの商人。私のお粗末な知識では、ユダヤ人と言えば十…

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