内閣不信任動議、棄権したらどうなる?
内閣不信任動議は9月25日、保守党と保守系無所属が賛成し、それ以外は反対したため否決された。ところが保守党は翌日、内閣不信任動議を再提出した。 ケベック連合は、自党の出す条件を自由党政権が10月29日までに飲めば、政権を支持すると表明した。いっぽう政権離脱した新民主党は「ケース・バイ・ケース」と語り、去就を明確にしていない。 現在の下院勢力は自由党152(議長を除く)、保守党119、ケベック連合32、新民主党24、緑の党2、無所属4、欠員4(定数338議席)で、欠員と議長を除くと総数333名だから、過半数は167名となる。ケベック連合と新民主党は9月16日の補選に当選したが、この2人はまだ議員として宣誓していない。 無所属議員のうち、パブロ・ロドリゲス議員とハン・ドン議員は元自由党で、不信任動議に反対投票した。アラン・レイ議員とケビン・ボン議員は、不信任動議に賛成投票した。レ..
2024/09/28 13:26