最高齢アービング、五輪出場できず
パリ・オリンピック出場選手中最高齢だったジル・アービング選手(馬術・61歳)は、愛馬ドラクロワが体調不良につき、クリス・フォン・マーテル選手とエクリプスに交代したと7月26日に発表した。アービング選手は愛馬ジェネシスとともに補欠に回る。これにより最高齢選手は、ジョージアのニーノ・サルクワゼ選手(射撃)の55歳になる見込みである。サルクワゼ選手は今回出場が10回目で、カナダのイアン・ミラー(乗馬)の10回に並び世界記録を樹立する。なお五輪史上最高齢選手は、1920年に72歳で射撃に出場したオスカー・スバーン(スウェーデン)で、銀メダルを獲得し最高齢メダリストになっている。 アービング選手は2020年の東京オリンピック出場が確実だったが、新型コロナ蔓延により1年延期になり、出場が白紙となった経緯がある。 新型コロナに感染したため開会式を欠場し、ホテルに閉じ籠っている彼女は、健気に..
2024/07/27 12:48