薬害C型肝炎訴訟:田辺三菱、謝罪 薬害訴訟、終結へ--基本合意書調印
薬害C型肝炎訴訟の全国原告・弁護団と被告企業「田辺三菱製薬」(旧ミドリ十字、大阪市中央区)など2社は28日、企業側が薬害を発生させた責任を認めて原告に謝罪し、再発防止を誓う内容の基本合意書に調印した。これにより原告・弁護団は訴訟を終結する。今年1月の薬害C型肝炎被害者救済法の成立により、国とは2月に正式に和解しており、02年10月に大阪、東京両地裁に提訴され、5高裁・8地裁で係争中の同訴訟は、丸6年を経て事実上の和解が成立した。 もう一つの被告企業「日本製薬」(東京都)も田辺三菱と同様の対応を取り、原告33人との間で訴訟を終結させる見通しで、同訴訟は全面解決に向かう。 大阪高裁..
2008/09/29 08:48