『300年』の編注について
小川てつオ『このようなやり方で300年の人生を生きていく』(以下、『300年』)には、それぞれの項目に、執筆した人の署名を付した、長い編注が付きました。 原画展のお話会のときに、藤本さんが「編注なしとか、客観的な編注ならば、きれいにまとまった本になっていると思う。この編注は、なにか飛び出ている」と話しました。 まさに、そう。本のまとまり(完成度)を崩してまでも入れようとした編注はどんなもので、それはどうしてか、思い返しながら考えてみます。 編注の冒頭引用します。
2023/09/22 10:52