石垣りん詩集
石垣りん伊藤比呂美=編岩波書店岩波文庫325ページ石垣りんは、1920年高等小学校卒業後、日本興業銀行に事務見習いとして14歳で就職。 半身不随の父、病身の継母、弟たちを背負いながら働き、詩を書いた。 2004年没。 38歳のとき、椎間板ヘルニア手術のために入院。 その夜 女ひとり 働いて四十に近い声をきけば 私を横に寝かせて起こさない 重い病気が恋人のようだ。 どんなにうめこうと 心を痛めるしたしい人もここに...
2024/02/11 22:41
2024年2月 (1件〜100件)
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