インドネシアー史上最大のイスラームの国

インドネシアー史上最大のイスラームの国

加藤久典筑摩書房ちくま新書293ページべつにおかしなことは言っておらず、しごく穏当な意見が書かれていると思うのだが、「~だと思う」とか「~ではないだろうか」とか「~かもしれない」といった言い方が目立つので、まだるっこしくてしかたがない。著者の本なんだから、もっとはっきり断定すればいいのにと思う。正確性を重んじるということなのかもしれないけれども、度が過ぎると、平板で退屈な本になってしまうということな...