映画 幽霊と未亡人(1947) ダンディーな幽霊が出てきます
今回紹介する映画幽霊と未亡人は、か弱い女性をとことん怖がらせるホラー映画、というのは嘘。西洋の幽霊の描き方は、日本のように恨めしや~なんて怨念を込められた怖い描き方よりも、少しばかり人間に寄り添うタイプが多い。例えば文豪ディケンズの『クリスマス・キャロル』なんかはその代表例として挙げられるだろう。そして本作に登場する幽霊だが、ダンディーな雰囲気を漂わせながら困っている女性にアドバイスをしてくれる良い人、じゃなくて幽霊。よって、怖さは全くゼロであり、幽霊と綺麗な女性の素敵な交流が描かれる。幽霊と未亡人の丁々発止のやり取りが漫才のような面白さを感じさせてくれるストーリーの紹介を。ロンドンに住んでいたのだが、若くして未亡人になってしまったルーシー(ジーン・ティアニー)だが、姑と小姑と一緒に生活するのを嫌がって、...映画幽霊と未亡人(1947)ダンディーな幽霊が出てきます
2024/11/30 09:52