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虹色教室通信 https://blog.goo.ne.jp/nijiirokyouiku3/

0歳~小学生の教室です。算数、思考力を育む方法、自閉症・発達が気がかりな子への関わりや学習支援の具体的な方法を紹介しています。

奈緒美
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大阪府
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大阪府
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2007/03/25

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  • 遊びと学びの中間ゾーン

    工作はただ工作するだけでも、巧緻性や創造力や芸術的な感性を高めてくれる楽しい活動です。でもそれではちょっともったいないな~と感じるのです。工作活動を支援する大人がほんの少し工夫するだけで、工作は小学校に上がってからのさまざまな分野の学力の基盤を作ってくれるものだからです。そのためにはどんな工夫をすればよいのか、私が気にかけている点を書いてみます。工作教室やアトリエに通っていると、「もう工作はしたから十分」と大人は思ってしまいがちです。けれどもそうした創作活動だけを主とした場とは別に、工作と勉強の中間ゾーンを意識した活動時間も持っていただきたいのです。工作中、どんなことに気をつけると学力につながるのか……というと、まずひとつは、★見積もる力をつけるということです。見積もる力は、大人の指示に従いながら、集団で同じも...遊びと学びの中間ゾーン

  • 食べ物を使った理科の実験

    小2の☆ちゃんと、食べ物を使った理科の実験を楽しみました。にんじんの中央にスプーンで少し穴を掘って、塩を詰めます。2~3時間の間にどんどん水が出て、にんじんがしわしわになっていきます。簡単な実験ですが、作業が楽しくて、子どもからさまざまな気持ちや疑問を引き出す実験です。これまで、この実験では、子どもたちから、野菜には水が含まれているのか……。塩が水を吸って湿ってくるのが面白い。にんじんが汗をかいたり、おしっこしたりしているみたい……。といった感想がありました。野菜からでんぷんを取り出す実験もしました。牛乳に柑橘類の汁を入れて、ヨーグルト状に固める実験もしました。食べ物を使った理科の実験

  • 感覚、思考、直観、感情タイプで違う勉強のモチベーション

    私が子どもたちの学習を見ていてしみじみ感じるのは、それぞれの性格タイプによって「やる気のもと」となるものは異なるし、「勉強嫌いの原因となるもの」もずいぶん違うということです。十把ひとからげに「子どもは競争を好むもの」とか、「子どもは褒められればがんばる」といった捉え方をしている場合には、性格タイプによる勉強との付き合い方の違いを知ると、少し考え方の幅が広がるかもしれません。それでは、算数の学習について、それぞれの性格タイプの「やる気のもと」と、「勉強嫌いにさせないコツ」について私の考えを書かせていただきますね。感覚タイプの子は、コツコツと几帳面に作業をこなしはじめると、そうした作業そのものにモチベーションを感じることが多いです。幼い頃、パズルをしたり、モンテッソーリの教具のようなもので遊びだすと、ひとりで何度も...感覚、思考、直観、感情タイプで違う勉強のモチベーション

  • 道具と楽しくつきあう

    虹色教室には、すぐ出せる場所に置いていて、遊びのシーンでも、工作のシーンでも、雑談のシーンでも、ちょっとしたことがあるたびに出してきて使う道具があります。・1メートルのものさし・コンパス・分度器・デジタル顕微鏡・指で針が動かせる時計・イラストつきの地図の図鑑など。・アナログのはかりもそのひとつです。何かあるごとに登場していると親しみがわくし、実際に便利で、使いながら当て物クイズをするのも楽しいですから。たとえば、教室の子がお菓子を持ってきた時なども、食べる前にはかりに乗せています。めもりはそれぞれの年代の子がちょっと集中すればわかるレベルで読んでいます。2歳くらいの子なら、動いた目盛りの先に指をおいて、量っている気分にひたるだけで十分ですし、数字が読める子には、「50グラムより重い?」とたずねたり、「もう少しで...道具と楽しくつきあう

  • プラレールとと理科実験 (ついでに算数も)

    小学4年生のAくんとBくんのレッスンで。科学実験学習キットで、LEDを点灯させる回路を作った二人。プラレールの列車が通ると、LEDが点灯すると言うしかけ作りにチャレンジしました。じゃばらに折った紙を貼ったアルミはくに1本のワイヤーをつなぎ、もう一本のワイヤーはアルミはくから少しだけ浮かした状態でおきました。じゃばらにレールを載せておきます。列車を走らせてみるものの、LEDは光りません。そこで、列車に重しを乗せてみたり、じゃばらを薄くしたりして、試行錯誤を繰りかえしました。最後はちゃんと光るようになりました。せっかくプラレールの線路をつないだので、この日の算数も、プラレールを使って学びました。AくんもBくんも、学校レベルの速さの問題はきちんとマスターできているので、電車が鉄橋を通過した時、道のりが鉄橋と電車の長さ...プラレールとと理科実験(ついでに算数も)

  • 女の子の友だち関係が難しい~(早期教育が仲間はずれの理由を作る場合も…)

    女の子たちがグループで遊ぶ姿を観察していると、年少さんの時点で、(男の子なら年長さん……)友だちの輪に入って仲良く遊ぼうと思うと、かなり高い人間関係的知能が必要です。よく言う「空気が読めて」いるかいないかで、仲間はずれにされたり、女の子集団によるいじめを受けたりする姿を見かけるのです。だから女の子は、年少さんまでに人間関係的知能を高めておかなきゃダメ、環境を状況判断できる力が必要というわけではないのです。それが苦手な子がいるのはもちろんですし、そうしたことが苦手な子は、別の部分で非常に優れたところがある場合がよくありますから、「個性」の問題で、優劣とは何ら関係がありません。けれど、困るのは、お友だちの輪に入れない「本人の悲しさ」や「自己否定感」です。それと重要なのは、その場をおさめる目的だけの親や先生の介入やア...女の子の友だち関係が難しい~(早期教育が仲間はずれの理由を作る場合も…)

  • ひっくりかえったがんもどき

    私の父は、粗暴で困った人ではありましたが、気持ちが優しく、ユーモアがあって、話し上手な一面もありました。私の父のことを、周囲の人はよく、「芸能人」に似ていますね……と評することがありました。若い頃は石原裕次郎にそっくりだと言われ、年を取ってからは、ビートたけしと梅宮アンナの父を足して2で割ったような感じに見えると言われていました。機嫌が良いときの父は、子どもの頃の話を、面白おかしく、時にはしんみりとしてくれるときがありました。そんな話のひとつで、心に印象深く残っているのが、「ひっくりかえったがんもどき」の話です。父は兄や姉のたくさんいる子沢山の家に生まれたようです。でも実際に父が何人きょうだいであるのか、私は詳しく知りません。一方的に自分の話したいことを話す父の話は、どれもバラバラのパズルのピースのように断片的...ひっくりかえったがんもどき

  • 鍋いっぱいのプリン

    母の実家の田舎のだだっ広い家に対して、都会のわが家は2Kの団地住まいでした。2DKだって、4人家族にすれば、狭苦しいわけだけど、2Kとなると、ダイニングと寝る部屋が昼夜で忙しく入れ替わらなきゃならないわけで、まるで芝居の舞台みたいに、ひとつの部屋がこたつや布団といった舞台道具で、キッチンになったり寝室になったりと、忙しい家でした。そんな狭っ苦しい家に暮らしながらも、人って幼年期や子ども時代に染み付いた身体感覚が抜けないもんなんでしょうね……母は、電子ピアノじゃなくて、どでかい本物のピアノを購入してみたり、食べきれないような料理を作ってみたりと、実家の9人きょうだい仕様の暮らしを引きずっていました。私も妹も夏生まれで、誕生会には母のお手製のフルーツポンチが登場しました。特大サイズのすいかを、ギザギザした切り口でふ...鍋いっぱいのプリン

  • こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

    こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪こぐまくんとボードゲーム(2歳0ヶ月)鉄道博物館に行ってきました♪(2歳0ヶ月)よかったら覗いてみてくださいね。こぐまくんの知育日記♦︎虹色教室mini♦︎更新しました♪

  • 幼い子の工作で大切なこと

    幼い子たちといっしょにする工作で気をつけるポイントを紹介します。一番大事なのは、大人の満足のための工作にしないということです。子どもが美しい出来栄えに気を配って作品を作るようになるのは、さまざまな段階を経た後です。最初は、「切る」という楽しさや「切る」ことで可能になることに気づくこと、「貼る」ことでできることや「貼る」方法に気づくこと、などが重要です。そのため、出来栄えに気を配らず、作りをできるだけシンプルにして、子どもの気づきをうながすようにしています。たとえば、こんな工作があります。箱をふたつ貼りつけただけの「パクパクさん」「こわいこわいガブガブするワニ」といった工作は、1~3歳の子たちを夢中にさせます。手動なので、1箇所にテープを貼れば、できあがり。口を開いたり閉じたりして、相手の手をかじる真似をして遊び...幼い子の工作で大切なこと

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