野町和嘉『写真』とは(2) ー 未来の写真 ー

野町和嘉『写真』とは(2) ー 未来の写真 ー

前回の、「野町和嘉『写真』とは(1)ー写真論からのアプローチー」で、カメラは、レンズに映るものは何でも写す自由意志を持ち、同時に、被写体の意思と無意識、撮影者の意思と無意識をも写してしまう。とお話ししました。また、野町の撮影法についてある目的を持ってその地に向かいます。しかし、風景を撮影する場合、地球があって、大地から垂直に、人、動物、木、山、川、砂丘、建物、そして大気や空がある。そして自分自身も。そんな地球の重力と肉体との根源的なバランス感(重力感覚)のみを撮影の意思(無意識)にします。さらに目的もその無意識の領域に沈み込ませてしまい(旅人感を無くす)、その他はカメラの自由意志に任せるという方法です。とお話ししました。さらに普通には、重力感覚の効果とは、まったく自然に見えると言うことだけなのですが、でも良い写...野町和嘉『写真』とは(2)ー未来の写真ー