上徳三嶋神社
(愛媛県今治市上徳字高森2006年11月29日)頓田川沿いに鎮座する三嶋神社は、旧徳久村との合成地名である上徳の前身、旧上神宮(かみかんのみや)村の鎮守である。神亀五年(728)河野氏祖である国司小千益躬(おちますみ)が大三島より勧請した伊予八社の三島宮の内の一社であり、地名の高森(こうのもり)は、鴻の森や河野森、或いは国府の森と書き、伊予国府を意味するともいわれる。境内には「大神宮さんの岩(天皇さんの岩)」と呼ばれる岩がある。昔、姫が頭に乗せて遠方から持ってきて積み重ねたという言い伝えや、雨乞いの際に岩の上で舞を舞った言い伝え。また、祭神である大山祇命(おおやまずみのみこと)が金襴に包んで着物の袂へ入れて持ってきた岩と伝わっている。大神宮さんの岩上徳三嶋神社
2019/08/20 00:00