明台寺
(岐阜県大垣市墨俣町墨俣2007年4月10日)弘仁年間(810-24)のある日の夜、長良川の橋脚が光っており、その造形が地蔵菩薩のようになっていたという。それを祀ったのが始まりと伝わる。その後、小野篁(おののたかむら)が彫り直したとされる。天慶二年(939)朱雀天皇の勅使が訪れ和歌を詠んだ際、地蔵菩薩が笑みを浮かべたことから、橋杭笑地蔵と呼ばれるようになったという。大治元年(1126)真言僧覚鑁(かくばん)が訪れ、真言宗密厳院明台寺となった。寛喜元年(1229)浄土宗に改宗されている。明台寺
2020/04/11 00:00