今日は 第二話 投稿します! 江戸元禄人模様 寺子屋師匠 菊池三之亟 事件控え
第二話火つけ江戸中期。元禄元年。師走の話である。江戸は家康の江戸城建立から約百年。百万人の大都会になっていた。全国での米の生産が飛躍的伸び、乾田への切り替えで地方はまた、稲の他に、藍、桑、紅花等、多岐にわたる生産で豊かになりつつあった。、物流では1670年の初頭には、河村瑞賢が東回りと西回りの廻船を開き、特に大阪では両替、金融業が諸藩の蔵屋敷の管理や出納を行う、というような時代になってきた。当時の江戸、大阪は米の集積地の他に、大名の藩の財政を管理する重要な出先であった。武士階級においても二大都市は重要な拠点となっていた。一方、市民の生活は、武家の豪奢ぶりからはまだかけ離れてはいたが、一部の豪商達は江戸、大阪での米の管理ということで、急激に蓄財するものも多くなっていた。大阪、江戸の蔵屋敷とも大繁盛で一部の豪...今日は第二話投稿します!江戸元禄人模様寺子屋師匠菊池三之亟事件控え
2023/07/16 13:15