某日午後、IさんとHさんがご来社。あるパンフを英訳することになり、どうしてなのかは知らないが、弊社内でその作業をすることになったのだ。小生にしてみれば、仕事に集中できないので迷惑な話ではあるものの、そのパンフの翻訳作業には弊社内が適している事情はおぼろげながら理解はできる。といっても危ないパンフではなく、日本でも公開されたある映画をオックスフォード大学で上映したいという英国人が現れ、日本語版のパンフを英訳してその参考にしてもらおうという主旨である。そのうえ、その日本語版では説明不足な点もあるので、そこは補っておきたいという欲張った作業だ。IさんもHさんも、英語に関しては専門性が高いかたがたである。しかし、翻訳というのはなかなか難しい作業のようだ。特に業界用語というか、ある集団が特定の条件内で使ってきた用語の場合...小銭入れをなくす
学生時代の恩師であるT先生の訃報の連絡が、某日夜、小生のケータイのショートメールに飛び込んできた。享年92歳だそうである。大往生だ。長命でなによりではあるけれど、まずは合掌。先生に初めて出会ったのは、小生が二十歳ソコソコのときだったと思う。ずいぶんとお歳を召されていたように感じたものではあったけれど、振り返ってみれば、現在の小生の年齢とさほど変わっていないようにも思う。しかしそのため、先生のことを陰では「クソジジイ」と敬愛の念をこめてお呼びさせていただくことになった。または、ボウボウと伸ばされた白髪がただものではない風格を現していたので、「ライオン丸」などと呼ぶこともあった。先生は某アホ大学の文学部インド哲学科(コース名の正式な名称などとっくに忘れた)の教授をされていた。小生も文学部には制度上所属していたものの...追悼、T先生
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