『教養としての現代社会入門』
某日、ある方から電子体温計が贈られてきた。その方は、なんでも数年前にインフルエンザにかかってひどい目に遭われたそうで、以来、体温計を箱買いなされていた。そこでこのコロナ騒ぎのなか、小生もおすそ分けにあずかったという次第である。ありがたい話だ。早速お礼のハガキを出そうとしたのだけれど、実は、ハガキに認(したた)めるのがかなりおっくうになってきている。老眼が進行しているため、自分の書いている文字に焦点が合わないからだ。そのうえ、小生は元々かなりの悪筆であり、なおかつ、漢字が思い出せなくなっている。ハガキを書くとき、下書きをする人なんて少数派だろう。小生も、そんなことをするわけがない。お礼と簡単な近況を記すくらいのものである。それだけの作業のはずなのだが、おのれの書いている文字にポイントが定まらないと、どういう文字を...『教養としての現代社会入門』
2020/05/26 19:08