高速道路の逆走、全国で年間200件 7割がIC・JCTから始まる
高速道路の逆走は各地で相次ぎ、毎年全国で200件ほど発生している。逆走が起きる場所は、インターチェンジ(IC)とジャンクション(JCT)が全体の7割に上る。国土交通省によると、2023年は224件の逆走事案があり、うち39件が事故につながった。このうち8件は、当事者が死亡するなどの重大事故だった。23年の事案を運転手の年代別にみると、65歳以上が約7割。例年高齢者が多く、認知症による逆走も増加傾向にある。事故が起きた例のうち、逆走を始めた位置はIC・JCTが約7割を占めた。本線上は2割程度だった。危険な逆走はなぜ起きるのか。最も多いのは、入り口を間違って高速に進入するなどの過失によるものだ。一方、目的のICを通り過ぎたり、分岐を間違えたりして、本来のルートに戻ろうとして故意に逆走するケースもある。国交省は...高速道路の逆走、全国で年間200件7割がIC・JCTから始まる
2025/04/30 20:35