戦争か平和か~今回の参院選の隠れた争点
■経済問題ではなく、安全保障が争点だった国民的コンセンサス形成が難しい国政課題を選挙の争点から外し、選挙が終われば、十分な議論もせずに、数の力で決めてしまう。それが自民党政治の常とう手段であることを、私たちはそろそろ学ぶべきなのではないでしょうか。今回の参議院選挙で国民の審判が委ねられていたのは、約3年半に亘ったいわゆるアベノミクスが本当に道半ばと言えるのか。本当に安倍総理の言うとおり、「この道を行くこと」が日本経済をデフレから脱却させて、再生から成長への好循環につながるのかという経済問題だったという一面は否定できません。このことにも十分な反論の余地はありました。(※せとけん動画参照)しかし、選挙の争点から隠されたもっと重大な争点は、昨年強行採決された安保法制が来年1月に就任するアメリカ合衆国新大統領の決断に伴...戦争か平和か~今回の参院選の隠れた争点
2016/07/12 00:56