5月には鳥取砂丘を訪れた。 初めての来訪となったMさんは、「あそこはしょぼい」と多くの人から聞かされていたのが功を奏したのか、想像していた以上の大きさに驚いていたし、ハルさんは一面の砂原にただただ興奮していた。 砂丘を駆け下りるのはとても楽しい。 砂がクッションの役目を果たしてくれるので、何の迷いもなく重力に身をまかせることができるのだ。 ハルさんもきっと楽しいに違いない。 そう思い、ハルさんを連れて一緒に駆け下っていたところ、ハルさんがぷいと急に途中で立ち止まってしまった。 不思議に思い私も立ち止まる。 その様子を見ていたMさんがポツリとつぶやいた。 「夫の蹴..
約1年ぶりの更新です。 ハルさんは相変わらず元気なのですが、飼い主の怠慢によりブログを完全に放置していました・・・。 これからは月に1回程度、写真だけでも載せていこうかなと思っていますが、なにせ三毛猫のように気まぐれな飼い主のことですから、なんとも言えません。 そして、今回の写真は4月にハルさんと一緒に花見をしたもの。(←既にひと月以上経過しとる) もともと、昨年に購入した自転車に、 カスタマイズと称してカゴを装着し、ハルさんを乗せてお花見スポットへ意気揚々乗り付けるという目論見だったのだが、 どう見てもハルさんの安全が確保されていないことか..
「春が二階から落ちてきた」 伊坂幸太郎の小説『重力ピエロ』の冒頭の一文である。 過去に記事にしたとおり、当ブログの主人公ハルさんの名前はこの小説の登場人物から拝借したものである。 その『重力ピエロ』が映画化された。 いてもたってもいられなくなり、前売り券を買って(当日券より500円も安い!)封切り当日に映画館へと出向く。 実はここ最近、毎週のように映画を見に行って、毎週のようにがっかりして家路についていたのだけれど、『重力ピエロ』は観にいって本当によかった。 加瀬亮はさすがの安定感だったし、要役となる小日向文世は憎らしいぐらい素敵なお父さんだった。 そして、ハ..
このお話はフィクションであり 登場人物・団体名等は全て 架空のものです。 のび「おなかがすいたよう。たすけて!ぶんたんさーん」 ぶん「なによ」 のび「あっ!ぶんたんさん!たすけてよ。 ぼくおなかが空いたんだ」 ぶん「文旦食べればいいじゃん」 のび「いやだよ!ぶんたんさん、文旦ばっかりじゃないか」 ぶん「うるさいな」 のび「文旦飽きたよ。ほかのにしてよ」 ぶん「アタシなんか名前からして『ぶんたんさん』よ。 アタシのほうがよっぽど飽きてんの! のびくんこそ、たまには何とかしてみたらどうなのさ、あぁ!..
潮干狩りに行く。 以前、ガスコンロ用の飯炊き器具を探していたときに見つけたサイトで熱く語られていたのだ。 そこには、人間の本能を刺激する潮干狩り自体の楽しみと、帰宅後の「食」を味わう楽しみが描かれていた。 確かに、アサリは旨いし、いろんな料理に使えて便利でもある。 自称グルメ(←Mさんは只の食いしん坊と言って譲らないが)の私の心に火がついたことは言うまでもない。 ハルさんが食欲犬魔神なのは、飼い主に似たのかもしれない。 早速、潮干狩りの場所を探してみる。 幼い頃に潮干狩りをしたような記憶はかすかに残っているけれど、よく覚えていない。 ひょっとしたら春の風物詩..
ずいぶん長い間、ブログを放置してしまい失礼しました。 コメントの返事もなかなかできず、申し訳ありませんでした。 ブログは更新できませんでしたが、ハルさんはいたって元気です。 更新が滞っていた間にも、西宮に新しくできた阪急百貨店の「ハロードッグ」を訪問して、 室内ドッグランを初体験してみたり、 リン君ノアちゃん家と日生へ’かきおこ’を食べにいき、 近くの山で遊んだりと、 今までと変わらない生活を送っています。 今後もブログの更新が出来るかどうかわかりませんが、(謎の)新プロジェクトが進行中なこともあり、せめて月に..
昨日、2月2日はハルさんの4回目の誕生日だった。 さすがに4回目ともなると、飼い主2人揃って危うく忘れそうになるところであったが、すんでのところで記念日を思い出し、ハルさんの大好物、肉を買って帰る。 そして、この肉をジュウジュウと焼き、赤ワインとともに食す。 もちろん、飼い主たちが(←え)。 ウマイウマイを連呼し、ワインをぐびぐび飲んでいると、なんだか眠たくなってきた。 けれど、今日の主役はハルさんだ。 ハルさんより先にハルさんの誕生日のおこぼれにあずかった私たちが、何もしないまま眠りに落ちてしまっては申し訳がたたない。 そこで、Mさんが前日から水切り..
ハルさんのブラッシングをし、歯磨きをし、オヤツをあげる。 歯磨きとオヤツが矛盾している気がしなくもないが、まあこれが我が家の日課である。 今日もブラッシングと歯磨きを終え、クッキーを握ってハルさんを見る。 ハルさんは既に万全の態勢(←オスワリ)でクッキーを待っている。 そこでふとイタズラ心が湧いてきて、両手ともに握りこぶしを作ってハルさんに言う。 「ハル〜、どっちかなー?」 ハルさんは答える。 (フガフガフガ……フガー!!) ハルさんは右手を激しく突付き始める。 私は笑顔で右手を開く。 「ウフフフ〜ハズレ!残念!!..
先日、子豚騒動が発端となり颯爽と登場した毛足の長いラグ(通称「長毛」)、実は既にリタイアしている。 デビュー後わずか1ヶ月足らず、あまりにも早い引退であった。 保温力の高い長毛のおかげで、めっきり寒くなったこの時期をぬくぬくと過ごしてきたというのに、愛しいあのヒトはもういない。 心も体も、ついでに懐も寒くて凍えてしまいそうだ。 ……なあ、ハルさん? そう、長毛をリタイアに追い込んだのは、ほかならぬこのコーギーだ。 長毛でもなく短毛でもない、中途半端な被毛を身に纏ったこの犬が、全ての元凶なのである。 ハルさんは、事もあろうか、長毛の上にオショ..
ものすごく今更な感じがしますが、あけましておめでとうございます。 旧年中はたくさんのかたがたに、ほんとうにお世話になりました。 夫も私もハルさんも幸せモノです。ありがとうございました。 さて、長らく放置していたブログですが、ふときっかけを失ってぼんやりしているうちに、1ヶ月も経ってしまいました。 ご心配をおかけしてしまったかたがた、ほんとうに申し訳ありませんでした。 夫も私もハルさんも、昨年と変わらず、元気に暮らしています。 これからも更新は多くはないと思いますが、楽しかったことや嬉しかったこと、ボチボチ書いていきたいと思っています。 コメントも、かならずお返事い..
再度山荘で美味しいスペアリブを堪能した後、私たちは再度公園へと向かった。 再度公園も期待通りの紅葉真っ只中である。 ぶらぶらと公園内を散策してみる。 山中の公園だけあって園内は起伏に富んでいる。 少々乱暴な言い方をすれば、ただの山道を歩いているだけのこともあった。 山の斜面でハルさんを放してみると、それはもう嬉しそうに辺りを走り回る。 短足のくせに(←失礼!)、斜面を上下するのが大好きなのだ。 公園内のあちこちで紅葉が燃えるような美しさを誇っていたので、斜面ランニングで意気上がるハルさんを添えて写真を撮影する。 カメラを構える手にも力..
再度(ふたたび)山へ行ってきた。少し前のことである。再度山は六甲の山々のひとつである(らしい)。 山そのものに動機があったわけではなく、この山にある「再度山荘」という店でスペアリブが食べたかった。 オリジナルのタレに漬け込んで炭火でじっくり焼き上げるというスペアリブは、創業以来数十年、再度山荘の看板メニューとなっている。 確かに店のHPに掲載されている写真は、見ただけでヨダレが出るほど美味しそうである(←ハルさんと同レベル)。 というわけで2週間ほど前の休日、ハルさんを連れて再度山へ行くことになった。 再度山荘は六甲の国定公園内にあるので、どこから行っても山の中を..
当ブログが登録しているクチコミ広告サービス、サイバーバズさんから先日、我が家にサンプリング商品が届いた。 ペット関連のクチコミ案件が数少ないないため、サイバーバズさんの利用頻度はあまり高くないのだけれど、今回は心の琴線に触れる商品を見つけることができたのだ。 もちろん(?)、それはハルさんに関するグッズではない。 ウチに届いたのはサッカーゲームであった。 サッカーゲームのタイトルは「FIFA 09 WORLD CLAAS SOCCER」。 (http://www.fifasoccer.jp/09/) 今まで、ウイニングイレブンというサッカーゲーム..
例年、あまり季節感を味わうことなく生活している。 夏に海へ行くことはないし、冬にスキー旅行をすることもなくなった。 秋といえば紅葉だけれど、山々が朱に色づき、徐々に色を失っていく様を、家の窓からぼんやりと眺めることで、辛うじて移りゆく季節を感じているのが常であった。 しかし、今年は何だか分からないけれど、無性に紅葉を見にいきたくなる。 やはり、三脚を購入したことで撮影欲が高まっているのだろう。 とはいえ、いわゆる紅葉スポットを訪れるのは初めての体験である。 いったいどれほど混雑するのか、果たしてハルさんを連れて歩くことができるのか、様々な不安が募る。 そこで、前週..
前の日に購入したベルボン製の三脚を持って(←夫が)砥峰高原へ行く。少し前のことである。 砥峰高原は有名なススキの高原らしい。今回トモさんに教えてもらうまで知らなかった。 山を登り始めてからずっと前を走るバイク集団に、なぜか1台だけ原付が混じっており、それが気になって仕方がなかったが、なんとか(その原付ともども)無事に砥峰高原に到着する。 そこは一面にススキが広がり、それは不思議で美しい光景であった。 砥峰高原に到着したのがお昼時だったので、とりあえずゴハンを食べることにする。 この日のお昼は、道すがらに購入してきた巻き寿司である。 それぞれ別..
「ブログリーダー」を活用して、飼い主YとMさんをフォローしませんか?