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2025/05/06

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  • 歴史紀行 食事編 4 やきいも 〜犬の焼きいも屋さん 札幌市

    犬のやきいもやさん 北海道札幌市清田区清田 世界唯一と思われるワンコが店番する この焼きいも屋さん、来日した外国人観光客がYou Tubeにアップして人気に火がついたと記憶しています。 その人気もようやく落ち着きはじめた令和元年5月1日、ぼくは久しぶりに羊ケ丘展望台へ行きま...

  • 歴史紀行 地域版 8 赤い靴の少女と母の物語〜前編 ( 静岡県 )

    赤い靴 母子の像 静岡県 静岡市駿河区 日本平 日本平から清水市街の景色 日本有数の景勝地である日本平には童謡〜赤い靴のモデルとなった母子の像があります。 童謡 赤い靴 歌詞 1 赤い靴 履いてた 女の子 異人さんに つれられて 行っちゃった 2 横浜の埠頭(はとば)から ...

  • 歴史紀行 27 談山 ( かたらいやま )

    談山 奈良県桜井市多武峰(とうのみね) 摂政 聖徳太子(厩戸皇子)が622年(推古天皇30年)に流行病により死去すると、大臣を務める蘇我氏が横暴な権勢を振るい始めます。 推古女帝の崩御の後を継いだ舒明天皇が13年の治世で崩御すると、翌年の642年(皇極天皇元年)に舒明帝の皇...

  • 歴史紀行 地域版 7 ねこ塚、ねずみ塚 ( 静岡県 )

    ねこ塚 静岡県 御前崎市 御前崎 ねこ塚 静岡県 御前崎市 御前崎 ねずみ塚 静岡県 御前崎市御前崎市ケープパーク 昔、御前崎に遍昭院という寺がありました。 寺の住職がある朝、海岸で難破した船があると聞き、様子を見に行くと、木片に掴まって流されている子猫を見つけたので、漁師...

  • 歴史紀行 26 法起寺

    法起寺 奈良県生駒郡斑鳩町岡本 法起寺は、聖徳太子摂政による推古朝の時代、仏教を精力的に取り入れた太子が自ら法華経を講説した岡本宮が起原となります。 太子の法華経講説より十数年、622年 2月22日、流行り病に伏した太子は、死期を悟り、枕頭に嫡子 山背大兄王を呼び、岡本宮を...

  • 歴史紀行 食事編 3 スノーロイヤルストロベリーパフェ 〜雪印パーラー札幌本店

    雪印パーラー 札幌本店 北海道札幌市中央区北2条西3丁目 雪印パーラーは、創業が1961年、昭和36年と50年以上の老舗パーラーで、地元の道産子にはもちろん、観光客にも人気です。 最高級アイスクリームのスノーロイヤルは昭和天皇にも献上されました。 スノーロイヤルストロベリー...

  • 歴史紀行 地域版 6 匠の里 西里 【奈良県】

    匠の里 西里 奈良県生駒郡 法隆寺町 天下人を支えた大工棟梁の集落 法隆寺の西隣には、築地塀の邸宅群がいまも残ります。 この辺りの集落は、西里といい、昔は法隆寺の宮大工が住んだ集落でした。 飛鳥時代、聖徳太子により創建した法隆寺は、西里の宮大工らによって手直しを受けながら ...

  • 歴史紀行 特別編 3 浅羽佐喜太郎 記念碑

    浅羽佐喜太郎 公記念碑~常林寺 静岡県袋井市梅山 常林寺 先月、4月30日。 ベトナムはベトナム戦争終結50周年を迎えました。 ぼくのベトナム戦争への記憶は、学校教育や報道くらいですが、 核兵器こそ使われなかったとはいえ、化学兵器による人体被害の痛々しさは、未だに脳裏に焼き...

  • 歴史紀行 25 伝 山背大兄王 墓所 富郷陵 参考地

    伝 山背大兄王 墓所 富郷陵 参考地 奈良県生駒郡斑鳩町三井 推古朝で摂政を務めた聖徳太子の皇子 山背大兄王(やましろのおおえのおう)は、622年 推古30年、太子の死後、有力な皇位継承者となりました。 山背大兄王の一族は上宮王家と呼ばれ、蘇我氏と皇位継承者の擁立を巡り、暗...

  • 歴史紀行 24 法輪寺

    法輪寺 奈良県生駒郡斑鳩町 三井 法隆寺、法起寺とともに斑鳩三塔とも言われる法輪寺は、聖徳太子の皇子、山背大兄王が622年 推古30年、病に伏した太子の病気平癒を願い建立しました。 その後、推古朝から天武朝時代にかけて法隆寺西院と同じ形式で伽藍を整えました。 平安時代から室...

  • 歴史紀行 食事編 2 焼肉あみ焼弁当 〜静岡弁当〜

    静岡弁当 静岡市葵区両替町2丁目 〜しずおか弁当〜 焼肉あみ焼き弁当パッケージ 静岡の大人気フード。 このうたい文句のオススメを紹介します。 最近だと、人気テレビ番組〜ケンミンショーで全国的に有名になった静岡県内のハンバーグ店[ さわやか ]のげんこつハンバーグを思い浮...

  • 歴史紀行 23 藤原鎌足 生母〜大伴夫人 墓所

    大伴夫人(藤原鎌足 母)墓所 奈良県高市郡明日香村小原 大伴夫人は、藤原(中臣)鎌足の生母で、彼女の家の大伴家は、神武天皇が八咫鳥に導かれて大和の地に入った際に、神武を先導し、橿原宮で即位すると宮門を警護した道臣命(みちのおみのみこと)を祖先に持つ家柄で、以降 代々 朝廷の...

  • 歴史紀行 22 中臣鎌足 誕生地

    中臣鎌足 誕生地 奈良県高市郡 明日香村小原 後に朝廷の最高権力者となる藤原氏の祖、中臣(藤原)鎌足は、614年 (推古天皇22年)に飛鳥の大原(現在の明日香村小原)の地で、鎌足の一族は祭官(祭司、当時の国の役人)として仕える中臣氏の家に生まれました。 若い頃から儒学を...

  • 歴史紀行 食事編 1 札幌味噌ラーメン

    味の三平 北海道札幌市中央区南1条西3丁目 大丸藤井セントラルビル4階 味の三平メニュー 史跡探索の道中はお腹が空きます。 せっかく探索の道中で食事するのだから、記事投稿に活かせないものかと考えました。 そこで、探索に出歩いた先での食事や買った食べ物を紹介するカテゴリーを作...

  • 歴史紀行 21 推古天皇 御陵

    推古天皇 御陵 大阪府 南河内郡 太子町 山田 推古天皇は、592年 臣下ながら天皇家の外祖父となり、絶大な権力を誇った蘇我氏と対立した32代天皇の崇峻天皇が蘇我馬子の意思を汲んだ東漢直駒(やまとのあやの あたいこま)により暗殺された後に即位した初の女帝です。 推古天皇は、...

  • 歴史紀行 20 叡福寺 【聖徳太子 御廟所】

    叡福寺 太子廟 大阪府南河内郡太子町 叡福寺 叡福寺の創建は、西暦620年 推古天皇28年、聖徳太子が民情視察を兼ねて愛馬 黒駒で駆けていたところ、磯長(しなが)の地を気に入り、自らの墓所とすることを決めたことから始まります。 翌年の621年、太子の生母、穴穂部間人皇后が病...

  • 歴史紀行 19 小野妹子 墓所

    小野妹子 墓所 大阪府南河内郡太子町山田 小野妹子(男性)は、近江国滋賀郡小野村(現在の滋賀県大津市)出身の豪族の出で、推古天皇の摂政となっていた厩戸皇子(聖徳太子)に見い出されました。 太子の制定した冠位十ニ階により役人として大礼(だいらい、十ニ階の六番目)に昇進。 60...

  • 歴史紀行 地域版 5 事任八幡宮 【静岡県】

    事任八幡宮 (ことのまま はちまんぐう) 静岡県掛川市八坂 創建は13代 成務天皇の御代(西暦100年代)と伝わる事任八幡宮は、征夷大将軍〜坂上田村麻呂が東征の折り、桓武帝の勅を奉じて本宮山より践祚すという延喜式 927年の神明帳にあり、この頃 再興したと考えられます。 そ...

  • 歴史紀行 動物編 4 消防犬 ぶん公

    消防犬ぶん公 像 北海道小樽市色内2丁目 小樽運河プラザ前 北海道小樽市は、江戸時代にはニシン、鮭の漁場として栄え、また明治時代に入ると、北海道内陸部で産出される石炭の搬出港として、小樽港が使われたことで大いに繁栄し、輸入港としても活用され、人、物、金が集まる夢の街として知...

  • 歴史紀行 地域版 4 恋之水神社 【愛知県】

    恋之水神社 愛知県知多郡美浜町 奥田中白沢 恋之水神社は、創建由来が不明なほど古い古社ですが、神話時代の少名彦名命がこの地の水を飲み、病気が平癒したと伝わります。 また、古墳時代の第19代 允恭天皇が延命の神水が東方にあるという御告げを聞き、臣下の藤原仲興に命じて探させます...

  • 歴史紀行 動物編 3 悉平太郎 (しっぺいたろう)

    悉平太郎 静岡県磐田市住吉町 見付天神社、矢奈比売神社 サッカーJリーグのジュビロ磐田のホームタウンとしても知られる磐田市。 磐田市の繁華街から北へ向かえば、旧東海道の見附宿です。 見附天神社、矢奈比売神社 拝殿 見附宿に近い現在の住吉町に、凛々しい姿で、一見、狼にも見える...

  • 歴史紀行 動物編 2 忠犬ハチ公

    上野英三郎博士とハチ公像 東京都文京区弥生 東大弥生キャンパス正門 日本では… 忠犬ハチ公とハチ公にまつわる話は、あまりにも有名ですが、ハチ公像というと、東京 渋谷駅前にある待ち合わせスポットとして知られる像が有名ですね。 ハチ公は【ハチ公物語】というタイトルで映画化もされ...

  • 歴史紀行 18 中宮寺

    中宮寺 奈良県生駒郡斑鳩町 法隆寺北 中宮寺は、法隆寺東院のさらに東の斑鳩宮の隣接地に聖徳太子が母、穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后のために創建した寺です。 僧寺である法隆寺、中宮寺は尼寺として創建され、塔と金堂が建立されたといいます。 微笑を浮かべながら軽く頬杖をつい...

  • 歴史紀行 17 橘 寺 (聖徳太子 御誕生地)

    橘 寺 奈良県高市郡明日香村 橘 聖徳太子、誕生の地と伝わる橘寺は、太子の父 用明天皇の上宮〜上宮(かみつみや)が置かれていた地で、正式名称を上宮皇院菩提寺といい、その昔、用明、推古、敏達、崇峻の四名の帝の父君であられた欽明天皇の離宮でありました。 太子の母である皇后...

  • 歴史紀行 地域版 3 小泉八雲 記念碑

    小泉八雲 記念碑 静岡県 焼津市栄町 JR焼津駅前 【焼津は神様の町です。】 と口癖のように言って焼津の町を愛した作家 小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の記念碑がJR焼津駅前にあります。 秋に放送される朝ドラ〜【ばけばけ】 主人公の夫となるのが帰化人の作家〜小泉八雲です。 ...

  • 歴史紀行 地域版 2 晴明塚

    晴明塚 静岡県 掛川市 大渕 昨年、1年間にわたって放送された大河ドラマ〜【光る君へ】 主人公の まひろ こと、後の紫式部が時の権利者〜藤原道長との生涯をかけた出世と源氏物語、それに二人のラブストーリーを絡めた物語でした。 物語の序盤から この時代を生きた陰陽師〜安倍晴明も...

  • 歴史紀行 地域版 1 三井 (みい)

    歴史紀行 地域版 1 三井(みい~赤染井)奈良県 歴史紀行 地域版 このカテゴリーでは、地図や旅行誌に載らないような…でも、地域の歴史に残ってるような史跡を紹介します。 三井 (みい~秋染の井) 奈良県生駒郡斑鳩町三井 世界遺産 法隆寺から東へ約2キロ。 聖徳太子の皇子 山...

  • 歴史紀行 特別編 2 靖国神社

    靖国神社 大拝殿 東京都千代田区九段北 とかく現在も政治問題にされがちな靖国神社。 その創建の由緒は幕末にありました。 幕末…嘉永6年(1853年) ペリー来航が引き金となり、外国人排斥と外敵の排除を掲げて尊王攘夷運動が始まり、これらの動きはやがて江戸幕府打倒へと変節し、薩...

  • 歴史紀行 特別編 1 神武天皇 御由緒

    神武天皇 御像 静岡県焼津市焼津 焼津神社 初代天皇で在らせられる神武天皇は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の御孫で天孫降臨により地上に降りた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の3代目にあたり、神日本磐余彦火火出見天皇(かむやまといわれひこほほでみのすめらみこと)といいます。 皇...

  • 歴史紀行 動物編 1 ‐ 3 南極観測隊 樺太犬 タロ · ジロ 3

    南極観測隊 樺太犬 タロ、ジロ 東京都品川区東八潮3 ‐ 1 青海北ふとう公園 観測船 宗谷 昭和33年2月8日、昭和基地付近に小型飛行機が飛来します。 昭和号です。 宗谷は、バートン・アイランド号の先導により辛くも昭和基地近海にたどり着くも、一度は第一次越冬隊に代わる第二...

  • 歴史紀行 動物編 1 ‐ 2 南極観測隊 樺太犬 タロ · ジロ に

    南極観測隊 樺太犬 タロ、ジロ 名古屋市港区ガーデン埠頭 越冬隊によるボツンヌーテン初登頂 タロとジロを含む樺太犬19頭を伴った第1次南極観測隊。 第1次観測隊は、隊員の中から11名を選抜し、観測隊副隊長の西堀栄三郎氏が越冬隊長として隊を指揮、南極での越冬を開始しました。 ...

  • 歴史紀行 動物編 1 ‐ 1 南極観測隊 樺太犬 タロ · ジロ

    南極観測隊 樺太犬 タロ、ジロ 名古屋市港区ガーデン埠頭 ぼくは普段から歴史記事を投稿していますが、歴史は人のみにあらず、人に身近な犬を含め、動物にも歴史があります。 聖徳太子の愛犬で、人々の言葉を理解したとも言われる〜雪丸 弘法大師 空海が唐の国から連れ帰った 安産犬〜こ...

  • 歴史紀行 16 聖徳太子 【厩戸皇子】御像

    聖徳太子 【厩戸皇子】御像 奈良県桜井市三輪 平等寺 聖徳太子は、飛鳥時代の皇族の1人で、574年 敏達天皇3年、用明天皇の第二皇子として生まれ、后が厩の前で産気づき、太子を出産したため、厩戸皇子(うまやどのおうじ)とも呼ばれます。 聖徳太子の名は、諡名(おくりな)として、...

  • 歴史紀行 15 ‐ 25 法隆寺 夢殿

    法隆寺 東院伽藍 夢殿 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 601年、推古天皇9年、 聖徳太子は推古朝の皇居のある飛鳥から、推し奨めようとしていた仏教による新しい国造りのための場所を探しました。 そして飛鳥の村から北西にある斑鳩の里に約束の地を見つけました。 斑鳩の里で下馬...

  • 歴史紀行 15 ‐ 24 法隆寺 伝法堂

    法隆寺 東院伽藍 伝法堂 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 東院伽藍の中で、平屋建ての住宅のような堂が伝法堂です。 それも そのはずで、伝法堂は、奈良時代の聖武天皇の后である橘古那可智(たちばなの こなかち)妃の住居が移築奉納されたものだからです。 東院の過去帳でもある東...

  • 歴史紀行 15 ‐ 23 法隆寺 東院 鐘楼

    法隆寺 東院 鐘楼 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 ニ階式の東院鐘楼は、下階の部分が袴を穿いたような鐘楼で、袴腰付鐘楼と呼ばれ、中世 鎌倉時代に流行した造りで、東院鐘楼は平安時代後期の1163年 応保3年に建立の記録があり、その最古のものと言われてます。 鐘楼二階に天平...

  • 歴史紀行 15 ‐ 22 法隆寺 絵殿、舎利殿

    法隆寺 東院伽藍 絵殿、舎利殿 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 絵殿(左)、舎利殿(右) 舎利殿 絵殿 馬道(めどう) 絵殿、舎利殿は、東院伽藍、夢殿の北にある伽藍で、檜皮葺の屋根に建物はひとつの伽藍でありながら2つの役割を持ちます。 左の絵殿は名前の通り内部には聖徳太...

  • 歴史紀行 15 ‐ 21 法隆寺 礼堂

    世界遺産 法隆寺 東院伽藍 礼堂 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 東院伽藍 601年 推古9年2月、聖徳太子は斑鳩の地に宮殿を建設します。 宮殿を飛鳥から斑鳩へと移した太子は、伝来して間もない仏教による平和国家の実現へと日夜思案を重ね、身仏の加護を信じ、慈悲を願い、祈り...

  • 歴史紀行 15 ‐ 20 法隆寺 上御堂

    法隆寺 上御堂 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 上御堂は西院伽藍の境内の北、大講堂の背後の高台に建つ御堂で、天武天皇の皇子 舎人(とねり)親王による創建とも伝わります。 平安時代に台風のために2度、倒壊の被害を受け、再建は鎌倉時代末期の1318年 文保2年で、内部は瓦敷...

  • 歴史紀行 15 ‐ 19 法隆寺 西大門

    世界遺産 法隆寺 西大門 奈良県生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 法隆寺 西大門は、世界遺産、国宝の伽藍が多く建つ西院伽藍のさらに西の門で、門の外にはかつて法隆寺伽藍の建築、改築、修繕に従事した宮大工、装飾職人らが住んだ西里の集落があります。 西里の集落 この集落からは、豊臣...

  • 歴史紀行 15 ‐ 18 法隆寺 東大門

    法隆寺 東大門 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺 山内 東大門 西院伽藍を抜け、宝物庫である大宝蔵院を越えると東西に通る参道に出ます。 参道を東に向かうと法隆寺 東院です。 東大門は西院と東院とを結ぶ石畳の参道が東西に広がり、西院伽藍の先に西大門、そこから約300メートル東の...

  • 歴史紀行 15 ‐ 17 法隆寺 食堂、細殿

    法隆寺 食堂(じきどう)左と細殿(右) 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 東西に細長い2棟の建物が並ぶのが、食堂と細殿です。 同規模の建物が並び、一組のように接している建物を双堂(ならびどう)といい、奥行きを大きく取る奈良時代の手法です。 食堂は文字通り僧たちの食事の場...

  • 歴史紀行 15 ‐ 16 法隆寺 正岡子規 句碑

    正岡子規 法隆寺句碑 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 〜法隆寺の茶店に憩ひて 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺〜 聖霊院前の鏡池のほとり、明治後期の俳人、 正岡子規の詠んだ世に有名な法隆寺句碑があります。 風化してしまい、残念ながら句碑も読み取ることも困難です。 俳人 正岡子規...

  • 歴史紀行 15 ‐ 15 法隆寺 聖霊院

    世界遺産 法隆寺 聖霊院 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 金堂、五重塔という西院伽藍の廻廊の東に位置する聖霊院は、平安時代に全国に広まった太子信仰の中心をなす伽藍です。 平安時代の後期、1121年 保安2年、聖徳太子の500年遠忌の前年に先立ち、太子信仰はより高まりをみせたこ...

  • 歴史紀行 15 ‐ 14 法隆寺 綱封蔵

    世界遺産 法隆寺 綱封蔵 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 綱封蔵(こうふうぞう)という聞き慣れない名前の由来は、かつては勅命でなけれぱ開くことが出来なかった倉のことです。 綱封蔵は二つの倉が一つの屋根で覆われ、なお中央が吹き抜けで、高床式となった特徴的な建物です。 これは中央...

  • 歴史紀行 15 ‐ 13 法隆寺 妻室

    法隆寺 妻室 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 妻室は、中庭を隔てた東室に付属する建物で、本来の名称は〜東室小子房〜といい、現在唯一残る貴重な建物です。 1601年 慶長6年の改築の際に、南北の長さが約3分の2に縮小され、南半分が聖霊院の御供所、北半分が東室の台所にされました。...

  • 歴史紀行 15 ‐ 12 法隆寺 東室

    法隆寺 東室 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 東室 法隆寺の僧たちの居住空間は僧房と呼ばれ、747年、天平19年に法隆寺資材帳に記された4つの僧房があり、かつては西院伽藍の廻廊を囲んで東室、西室、北室と3ヶ所ありました。 現在は三経院と棟続きの西室と、廻廊の東側に南北に細長い...

  • 歴史紀行 15 ‐ 11 法隆寺 三経院

    世界遺産 法隆寺 三経院 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 三経院は、聖徳太子が撰述したという 勝鬘経(しょうまんぎょう)、 惟摩経(ゆいまきょう)、 法華経(ほけきょう)、 の三経義琉(さんぎょうぎしょ)に因みつけられた名称の僧坊で、内部は三経院と西室とで分けられ、三経院には...

  • 歴史紀行 15 ‐ 10 法隆寺 西円堂

    世界遺産 法隆寺 西円堂 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 西円堂は法隆寺 西院伽藍の北西の小高い丘に建つ八角の円堂で、屋根の宝珠が特徴です。 創建は聖徳太子の没後で、行基大僧正が堂を造り、本尊の薬師如来坐像を建立したとされています。 行基により建立された御堂は平安時代の...

  • 歴史紀行 15 ‐ 9 法隆寺 経蔵

    世界遺産 法隆寺 経蔵 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 経蔵は大講堂の西院廻廊に接していて、鐘楼と向かい合う位置にあります。 鐘楼と同じ二階建ての楼閣で、飛鳥時代の様式を持つ金堂や五重塔とは異なり、奈良、天平時代の建築様式を顕著にしています。 経蔵は名の通り経典を納めるための...

  • 歴史紀行 10 ‐ 8 法隆寺 鐘楼

    世界遺産 法隆寺 鐘楼 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 鐘楼は、中門から大講堂に続く廻廊の両側に建つ閣廊のひとつで、経蔵と対をなす構造です。 飛鳥時代の鐘楼は925年 延長3年の火災で大講堂とともに焼失しましたが、大講堂と廻廊と一緒に再建され、飛鳥時代から残る梵鐘が法要の際に...

  • 歴史紀行 10 ‐ 7 法隆寺 廻廊

    世界遺産 法隆寺 廻廊 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 向こうに見える人影は法隆寺の僧の列で、この後、大講堂で法要をを行いました。 廻廊から中門の内側、向こうは南大門の方角。 廻廊の中から見た金堂と五重塔 廻廊が陽射しを和らげ、撮影に適しています。 廻廊は中門を基点にして...

  • 歴史紀行 15 ‐ 6 法隆寺 参道

    法隆寺 参道 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 1400年もの古(いにしえ)の歴史を持つ法隆寺。 その中で比較的 新しく整備されたのが参道です。 鎌倉時代の1261年、弘長元年、後嵯峨上皇による法隆寺行幸が決まり、法隆寺の僧たちが対応に追われるのを見ていた村人たちか松を植樹...

  • 歴史紀行 15 ‐ 5 法隆寺 中門

    世界遺産 法隆寺 中門 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺山内 法隆寺 南大門を潜ると、飛鳥建築の威容な門が目に入ります。 中門(ちゅうもん)です。 南大門が世俗との境界とするなら、中門は1400年続いてきた仏(ほとけ)と現世とを結ぶ境界といえるでしょう。 高欄 1400年前の...

  • 歴史紀行 15 ‐ 4 法隆寺 南大門

    法隆寺 国宝 南大門 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 法隆寺の玄関にあたる南大門は、平安時代の1031年に造立され、1077年承暦元年に火災焼失。 再建されるも、1435年永享7年 今度は学僧同士による争いが火災に発展したそうです。 この時の再建には4年を要しました。 独特...

  • 歴史紀行 15 ‐ 3 法隆寺 大講堂

    法隆寺 西院〜大講堂 奈良県 生駒郡 斑鳩町 法隆寺 山内 大講堂は、法隆寺のシンボルでもある五重塔と金堂を中門と回廊で取り囲む様に見える大きな堂宇です。 大講堂は、僧が学問を学び、法要を行う場として建立されましたが、平安時代の延長3年(925年)に隣接する鐘楼とともに落雷...

  • 歴史紀行 15 ‐ 2 法隆寺 金堂

    法隆寺 西院〜金堂 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内 法隆寺が日本で最初の世界文化遺産に認定された決め手に世界最古の木造建築物だということが挙げられます。 西院の五重塔に並立して建立された金堂は、世界最古の木造建築と言われ、力強い胴張りを持つ柱に連続する曲線による特色のある建築...

  • 歴史紀行 15 ‐ 1 法隆寺 五重塔

    世界遺産 法隆寺 法隆寺 西院〜五重塔 奈良県生駒郡 斑鳩町法隆寺 山内 聖徳太子ゆかりの御寺 法隆寺は、生駒山地の山裾に広がる斑鳩(いかるが)の里に推古天皇15年(西暦607年)に建立されたと伝わります。 また、1993年平成5年には、貴重な世界最古の木造建築物とし...

  • 歴史紀行 14 用明天皇 御陵

    用明天皇 御陵 大阪府南河内郡太子町 飛鳥時代前期の第31代の天皇となる用明天皇は、仏教に否定的だった先代の敏達(びだつ)天皇とは違って、積極的に取り入れる天皇でした。 御即位は西暦585年で、 異母兄の敏達天皇の 崩御により皇位につきましたが、即位早々に疱瘡(天然痘)に冒...

  • 歴史紀行 13 飛鳥寺跡 【安居院】

    飛鳥寺跡 【安居院】 奈良県高市郡明日香村 飛鳥 飛鳥寺は、大陸から仏教が伝来した西暦538年から半世紀後の西暦588年 崇峻天皇元年に蘇我馬子の手により造営が開始されます。 これは、 聖徳太子が造営を指揮して日本で最初の本格的な官寺として誕生した四天王寺の創建から3年後の...

  • 歴史紀行 12 四天王寺

    四天王寺 五重塔 大阪市天王寺区四天王寺 推古天皇元年(593年)四天王寺は、今から1400年以上昔に創建した日本初の官寺となります。 遡ること欽明天皇13年(552年)、日本に初めて仏教が伝来すると、その教えに感化された者と否定する者とで別れ始めます。 日本書紀によると、...

  • 歴史紀行 11 仏教伝来の地 碑

    仏教伝来の地碑 奈良県桜井市金屋 初瀬川(大和川)一帯は、古くは第10代崇神天皇が崇敬する大神神社近くに宮殿を置いたことから栄え始め、欽明天皇の代には磯城瑞織宮が置かれたことで交易も盛んとなり、古代末期の大和朝廷の政治と経済の中心地でもありました。 欽明天皇13年(西暦55...

  • 歴史紀行 10 日本武尊 尊【倭建命】像

    日本武尊命 像 静岡県静岡市清水区馬走 ぼくの住む静岡県には、日本武尊の像が各地に、また伝説も残されています。 日本武尊【やまとたける~倭建命】は、今から1800年以上 昔の天皇~第12代景行天皇の皇子(次男)として生まれました。 古事記では、兄の大碓皇子が景行天皇か...

  • 歴史紀行 9 大神神社

    大神神社 一ノ鳥居、御神体 三輪山 奈良県桜井市三輪 崇神天皇5年、(紀元前93年~皇紀568年)神託により国中に蔓延した疫病を御諸山(三輪山)に大物主大神を祀ることで退散させた崇神天皇。 御神体を三輪山とする大神神社は、創建が古事記や日本書記に記される日本最古の社(やしろ...

  • 歴史紀行 8 伊勢神宮 外宮 摂社

    伊勢神宮 外宮 一の鳥居 伊勢神宮 外宮~末社 三重県伊勢市豊川町 伊勢神宮 外宮 二の鳥居 伊勢神宮 外宮~風宮 風宮は、農業との関わりが深く、風雨を司る級長戸津命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀り、古来から稲を中心に、農作物が無事に育つようにと...

  • 歴史紀行 6 伊勢神宮 外宮 【豊受大神宮】

    伊勢神宮 外宮【豊受大神宮】 三重県伊勢市豊川町 伊勢神宮の正式な名称は【神宮】です。 名古屋の熱田神宮、東京の明治神宮など、全国に数々の神宮がありますが、ただ一言で、神宮と呼んで通るのは伊勢神宮のみです。 ただ、私たち庶民からは、(お伊勢さん)と親しみを込めて呼ばれている...

  • 歴史紀行 5 伊勢神宮 正宮 【内宮 皇大神宮】

    伊勢神宮 正宮【内宮、皇大神宮】 三重県 伊勢市宇治館町 伊勢神宮 内宮 由緒 伊勢神宮 内宮(皇大神宮)は、日本国の象徴と仰ぐ天皇の御祖先であられる天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る社で、その創建から約二千年という歴史を有することから、(日本の心のふるさと)といわれ...

  • 歴史紀行 4 崇神天皇 御陵

    崇神天皇 御陵 奈良県天理市柳本町 初代天皇である神武天皇は、九州 日向国から東征を成し、大和の橿原宮で即位したと伝わりますが、次代の2代綏靖(すいぜい)天皇から9代 開化天皇までは、その実績など記録が無いに等しいため、存在そのものが はっきりせず、欠史八代と呼ばれています...

  • 歴史紀行 3 神武天皇 御陵

    神武天皇 御陵 奈良県橿原市大久保町 神武東征の旅へ 生まれながらにして明達で強い意志の持ち主だったカムヤマトイワレヒコ(後の神武天皇)は、生まれ故郷の日向国(現在の宮崎県地方)を発ち、東征の旅に出ました。 治めるのに相応しい美しい土地が東の地方にあるとされたからです。 兄...

  • 歴史紀行 2 橿原神宮

    橿原神宮 【橿原宮跡】 奈良県橿原市久米町 初代 神武天皇を祀る橿原神宮は、現在の奈良県橿原市久米町の畝傍山の麓に鎮座されました。 祭神は神武天皇と皇后の五十鈴媛命で、江戸幕末期に勃発した近世尊王論により天皇奉祀の社や天皇陵の修繕や保護が唱えられ、次いで政権を担った明治新政...

  • 歴史紀行 1 初代天皇 神武天皇 御像

    神武天皇 像 静岡県焼津市焼津2丁目 焼津神社 古事記や日本書記によると、我が国 日本は、神世七代の最後に生まれたイザナギとイザナミの二柱の神により生み出され、さらに生まれた三貴神の一柱、天照大神(あまてらすおおみかみ)により三種の神器を賜り、孫の瓊々杵命(ににぎのみこと)...

  • よろしくお願いいたします。

    本日、こちらのブログでも開設させていただきました。 葵 北風です。 よろしくお願いいたします。

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