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音楽とウイスキーを愛するData Analyst Life https://kaz-azkw.hatenablog.com/

還暦を過ぎ、人生の残り時間はおおよそ20年くらい。これまで仕事にしてきた「リサーチ、統計・データ分析」、趣味の「音楽(ロック)」「ギター」は死ぬまで続けたい。そして「お酒(ウイスキー)」。これらのテーマでコンテンツを書き、発信していきます。

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2025/04/11

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  • Led Zeppelin Becoming 今秋日本公開決定

    『Becoming Led Zeppelin』 欧米では2月から公開されていたが、日本は同時公開ではなかった。 『レッド・ツェッペリン:ビカミング』の邦題で、 2025年秋にTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開決定。 というアナウンスがようやくあった。 具体的な日付は発表されていないようだが・・・ www.youtube.com TOHOシネマズのサイトでも6月公開予定作品までしか掲載されていないので 詳しい情報はまだ先になりそうだが、待ち遠しい。 ランキング参加中音楽 ランキング参加中雑談

  • 非関税障壁

    トランプ大統領の「相互関税」 対日関税24%が発動された。 と思ったら上乗せ分の関税は90日間停止となった。 結局のところ、 ディールのためのカード(持ち札)なんだろうけど、 周りがビビって想定以上に右往左往している。 ゲーム自体が流れてしまうと困る。 ゲームは続けたいので、いったん仕切り直しにしてあげてもいいよ。 という感じなのだろうか? 相互関税が24%になる根拠はというと 「非関税障壁」も加味した上での設定ということらしい。 「非関税障壁」(Non-Tariff barriers)という用語 市場開放問題関連の調査の仕事をして以来、久しぶりに聞いた。 30年ぶりぐらいだろうか。 1980…

  • Char Vs. 沢田研二

    沢田研二ベストテンなどのテレビの歌番組全盛の頃は歌謡曲枠として扱われていたが、沢田研二はロック・ボーカリストだ。声の艶と色気がすごい。海外アーティストでいえば Paul Rogers のような感じ。 Char"Smoky"、"Shinin' You, Shinin' Day"の演奏をテレビで初めてみた時は衝撃的だった。ギターの上手さもさることながら、演奏している姿が恰好良かった。日本人の中では最も好きなギタリスト。初期NSPのバックでギターを弾いていたことは後で知った。 最近、この二人が共演した番組映像がYouTubeにアップされているのをみつけた。テレビ番組のようだが、残念ながらリアルタイム…

  • 風邪に抗菌薬 AMR?医療費適正化?

    高額療養費の負担限度額引き上げ、OTC類似薬の保険適用外しなど高騰する国民医療費の適正化策=抑制策の議論がさかんだ。 高額療養費の負担限度額引き上げについては、ひとまず凍結となったが・・・ あるテレビ番組で、OTC類似薬の保険適用外しについての話題を取り上げていた。医療経済学者が出演していろいろと解説し、医療費の適正化について話題が拡がる中で、効率性の低い医療についての見直しという観点で、「風邪への抗菌薬使用」をとりあげ、その医療費適正化効果の話をしていた。 風邪の原因の多くはウイルスが原因といわれている。抗菌薬(細菌に対する薬)はウイルスに対しては効かない。 厚生労働省は「抗微生物薬適正使用…

  • 電撃的東京

    洋楽メインで聴いていて、古くはレコードやCD、今だとApple Musicなど所有している(いた)音源も、圧倒的に洋楽が多い。でも、日本の音楽をまったく聴かないわけでもない Creation、紫、Condition Green、BowWow、Sadistic Mica Bandなどを聴いていたし、沢田研二、郷ひろみ、NSP、Char、米米クラブは何枚かレコードやCDを持っていた。 近田春夫とハルオフォン「電撃的東京」 昭和の歌謡曲をロックにアレンジしてカバーした1978年のアルバム。はじめて聴いたのは高校時代、友人が貸してくれたレコード。その後にCD化された時に自分で買った。 電撃的東京 アー…

  • 習慣と信頼

    「なあ青柳。人間の最大の武器は何だかわかるか?」 「さあ」 「習慣と信頼だ」 伊坂幸太郎の小説「ゴールデン・スランバー」 物語の序盤で主人公青柳雅春とその大学時代の友人森田森吾の会話の中に出てくる言葉。 物語を通底するキーワード。 ゴールデンスランバー(新潮文庫) 作者:伊坂幸太郎 新潮社 Amazon 「習慣」・・・日常の決まりきった行いのこと個人のレベルでは「習慣」を持つことはその人の強味になることがある。 しかし、「習慣」を強味にできるのは、どちらかといえば定常性のある世界を前提としている。これから社会は大きく変化していくであろう。だとすれば、短命におわる「習慣」だったとしても、変化する…

  • 花粉症と薬

    今年は花粉症の症状が強くでている。ここ数年、毎日、薬を毎日飲まなくても過ごせる年が多かった。今年、はじまりは遅かったが、症状は強くでる。鼻みず・くしゃみだけでなく目もかゆい。 今年の花粉症は、マスクと以下の服薬で対策している。・エピナスチン塩酸塩20mg錠(内服薬)・エビナスチン点眼液1%(点眼薬)*症状がひどいときのみ・フルチカゾンフランカルボン酸エステル(ステロイド点鼻薬)*同上 スギ花粉の飛散による花粉症が本格的に問題になり始めたのは1970年代後半ごろ。高校から大学時代はスギやヒノキによる花粉症に悩まされた記憶はない。2~3月の花粉で症状が出始めたのは80年代半ば以降、社会人になってか…

  • 制度変更の効果 ~ジェネリック医薬品利用促進

    1.ジェネリック医薬品における選定療養の仕組みの導入 2024年10月から「後発医薬品(ジェネリック医薬品)のある先発医薬品」の処方・調剤を患者が希望した場合、先発医薬品と後発医薬品の差額の四分の1を患者が自己負担することになった(選定療養の仕組みの導入)。 後発医薬品の使用促進は、高齢化が進展する中で医療保険制度を持続可能なものとすべく、「(保険)医療の効率化・(保険)医療費の適正化」のひとつの手段として、2006年頃から進められてきた。その目標設定と進捗度を測るための指標として「後発医薬品使用割合(数量シェア)」がある。 当初は、全医薬品(一部、漢方・生薬、経腸栄養剤等を除く)数量のうち後…

  • Rock & Roll Hall of Fame 高齢化社会

    2024年10月に行われたロックの殿堂入り記念式典のビデオをYouTubeでみた 中学~高校の頃よく聴いた Peter Frampton と Foreigner が受賞者に含まれていた Foreigner 1枚目と2枚目のアルバムはカセットテープが擦り切れるほど聴いた 特に、1枚目の1曲目 Feels Like The First Time は高2の文化祭でステージのオープニングに演奏した曲。 イントロに合わせて緞帳があがる。 そういえば、授業中も、曲順、構成を考えていた。 www.youtube.com 受賞の挨拶でForeignerのメンバーが「47年」という言葉を口にしていた。 そんなに…

  • 虎の威を借る狐? あるいは 狐と狐の化かし合い?

    この2週間あっという間に時が流れてしまったというのが実感あわただしく動いていたし、世の中と隔絶した場所にいたわけでもない。いつもと同じ場所で生活していた。非日常の時間を過ごしていたので、ニュース等の情報も右から左に抜けていた。今は少しずつ世の中の動きにキャッチアップすべくリハビリ中といったところだが、落ち着きを取り戻すにつれて、むしろ思い出すことは多くなっている。 今回、妹家族が葬儀のため急遽来日した。彼らは中道寄りの民主党支持者。トランプ政権の誕生には落胆している。イーロン・マスクの政府効率化省についての話が及んだ際マスク氏が雇い入れている人材は年端のいかない若者たちという話を義弟から聞いた…

  • 高齢社会の姿

    社会が高齢化するとどのようなことが起きるか? 近年、高齢人口が増え、日本は多死社会に突入しているので、今後、葬儀や墓地・霊園の需要は高まるだろう。 現在、横浜市には市営火葬場が4か所あるが、その予約を取るのに7~10日以上待ちになることが恒常的に起きているらしい。 先行き10日間の予約システム(一般は閲覧のみで葬儀事業者のみログイン可能)だが、10日先の新規予約が可能になる0時をすぎると予約がどんどん埋まっていく状況。 葬儀といえば、六曜の「友引」を避けて日取りを決めるぐらいの認識でいた。火葬場の予約で1週間以上待つことは想定していなかった。 高齢者の葬儀は、家族・親族のみの小規模なものが多く…

  • 若手議員が少ない日本

    2024年後半は、東京都知事選挙、衆議院選挙、岡山県知事選挙に注目が集まった。昨年の東京都知事選では、石丸候補がSNSを活用した活動で躍進し、得票数2位となった。衆議院選挙では、自民党や公明党など政権与党が議席数を減らし、議席数が過半数を下回った。国民民主党や立憲民主党が躍進した。 2025年も東京都議会と参議院の選挙がある。さらにこの流れが大きな潮流となるのか?それとも尻すぼみになってしまうのか? 今年は昭和100年。昭和の時代に作られた社会システムが今も動いている。漸次的変化はしているだろう。しかし、それでは対処しきれないところまできていると思う。昭和のインフラも老朽化しているように、社会…

  • Led Zeppelin 2題

    1.Becoming Led Zeppelin Led Zeppelin が出来上がる段階をテーマにしたドキュメンタリー映画。 アメリカでは2月5日から順次公開されていく予定らしい。 トレーラー映像はすでにYouTube等で公開されている。 www.youtube.com 日本での配給は東北新社とのことだが、いまのところ公開日程のアナウンスはない。 公開されたら観に行きたい。 映画「The Song Remains The Same」は、高校の時に友人と渋谷に観に行った。 DVDも持っている。 レコードには入っていなかった"Since I've Been Lovin' You" などの演奏シー…

  • 人口減少、高齢化、少子化は21世紀のトレンド

    日本は既に人口減少過程に入っているが、世界はどうなのだろうか? 国連の人口統計・将来推計(World Population Prospect2024)でみると、世界人口は2025年時点で約80億人。 今後60年で、あと20億人は増えると推計されているが、2084年頃に102.9億人でピークを迎え、その後は減少するとの予測である。 出所)国際連合 World Population Prospect 2024 国ごとにみると、2025年時点ですでに前年より人口が減少している国は、日本を含め60か国超。中国や韓国も人口減少局面に入りつつあり、EU諸国(27か国)ではG7のドイツ、イタリアを含む17の…

  • モンティ・パイソン/タモリ

    回想のつづき 「おかまの恐竜 空飛ぶモンティ・パイソン」原題は Monty Python's Frying Circus 確か東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で放送されていた。放送は金曜の夜だったと思う。司会というか解説は今野雄二氏 小学生の時にシャーロック・ホームズ・シリーズを全話読破し、中学生になってビートルズに始まりブリティッシュ・ロックを聴き始めたころ。ずっとイギリスという国の文化に憧れのようなものを抱いていた。 日本語吹き替えになっていても、彼らのコント(スケッチ)を背景も含めて完全に理解できるわけもないが、ただイギリスの文化に少しでも触れられるのが楽しみだった。 イギリスのコ…

  • 回想:血肉となっている音楽

    ブログを始めて、いろいろな記憶をたどる中で自分の音楽の嗜好はどんな変遷をたどってきたのか?振り返ってみた。まだ、ロックに傾倒する前段階である。 1.映画音楽 これは父の影響。父は映画が好きで、映画のサントラ盤や海外ドラマのテーマ曲のレコードを持っていた。それらの曲が自然と私の耳にも入っていたのだと思う。「ローハイド」や「バッファロー大隊マーチ」は、子供ながらに「勇ましく」、「かっこいい」と感じた曲。 英語の歌詞に発音をカタカナで書いてもらい、レコードに合わせて、まねて歌っていた記憶がある。 こんなレコードもあった。子供ながらにまずジャケット写真に興味津々だったが、オリエンタル風の曲調も好きで今…

  • 支払基金について おどろきの記事

    昨日(1/29)の日経朝刊をみて、ちょっと驚く記事があった。 「医療費請求書、ずさん審査」 厚労省所管団体 職員290人を処分 1月28日に行われた社会保険診療報酬支払基金 定例記者会見で発表された内容 詳しくは以下の支払基金HPプレスリリース に説明資料がある 「レセプト画面の自動遷移ツール」https://www.ssk.or.jp/pressrelease/pressrelease_r06/press_070128_1.files/pressrelease_070128_1_5.pdf レセプト審査を行う支払基金では、最終段階の審査は、医師等で構成される審査委員会で行われるが、その前段階…

  • これからは個人単位で捉えた医療費統計データが必要

    以前の記事で、国民医療費 = 「一人当たり医療費(単価)」 × 「人口(数量)」と書いた。 国民皆保険制度を持続可能なものとするために医療費の適正化を考えるのであれば、分析のターゲットは「一人当たり国民医療費」となる。 しかし、現状は「一人当たり国民医療費(単価)」= 国民医療費 ÷ 「人口(数量)」であり、あくまでマクロ集計ベースの結果から把握したもの。 医療費の押し上げ要因とされる「高齢化要因」や「その他要因」を解明するには、これを細かにブレイクダウンしたり、クロス集計分析をしても限界がある。診療を受けた一人一人の傷病や診療内容と医療費を捉えたデータで、患者属性や傷病や診療内容と医療費との…

  • 渋谷陽一 ヤングジョッキー FMエアチェック

    音楽の記事に渋谷陽一氏の名前を挙げたことがある。 タグにはしなかったが、たぶんその名前からアクセスがあったようだ。 それに気づいたことをきっかけに、すっかり忘れていた昔の記憶がよみがえってきた。 1970年代、音楽を入手する手段は、ラジオかレコードが中心だった。たしかシングル盤は500円、LP盤は2200~2500円ぐらいだった。予算制約のある中高生はそう頻繁には買えない。とにかく、初心者が片っ端から洋楽ロックを聴きまくるにはラジオが一番。カセットテープにラジオから流れるロックを録音した。 「FMエアチェック」今ではほとんど聞かない言葉。 現在はインターネット音楽配信があり、いつでも好きな音楽…

  • 傷病別医療費

    以前の記事で、国民医療費は右肩上がりで増えており、「高齢化要因」と技術進歩等による医療の高度化・質的向上などによる「その他の要因」がその主因となっていることを取り上げた。 人口が減少する中で、「高齢化要因」や「その他の要因」によって医療費が増加している実態とそのメカニズムを捉えることが重要となる。そのために必要なのは、保険診療にかかる費用の実態を多面的に捉えた統計データである。 例えば、前回の記事で触れた傷病別医療費。「国民医療費」、「社会医療診療行為別調査」、「医療給付実態調査」などの厚生労働省の既存統計にも、傷病分類別の医療計の集計結果が収載されている。 生活習慣病予防を推進する政策によっ…

  • 医療費増加の要因は?

    医療費に関する記事の続き。今回は、従来の狭義の医療費について。 マクロレベルでみた医療費は、国民一人当たりの平均医療費(すなわち「単価」)と総人口(すなわち「数量」)の掛け算の形に要因分解できる。 日本の人口は既に減少局面に入っている。一方、下図に示すとおり、国民一人当たりの平均(国民)医療費はほぼ右肩上がりで推移している。 国民一人当たりの平均医療費の上昇によって、国民医療費が増加していることになる。 厚生労働省は、国民医療費(ここでは「一人当たり」ではなく「総額」)の伸び率を、「①人口増減要因」「②高齢化要因」「③診療報酬改定要因」「④その他要因」の4つに要因分解した分析結果を公表している…

  • 自分にとってお守りのような曲5選

    お題「自分にとってお守りのような曲5選」 たまには違う趣向で与えられたお題でかいてみようかと考えていた。 たまたま、掲げているカテゴリーに合う「お題」があったので、書いてみることにした。 1.Black Dog Led Zeppelin エレキギターを買えなかった中学生時代 アコースティックギターで懸命にコピーしていた曲 タイミングの取り方など、四苦八苦しながら曲に合わせて練習していた2.Black Bird The Beatles タイトルにBlack が2曲続いたが、たまたま。 中学時代、アコースティックギターでコピーできたビートルスの曲 コピーできた時はうれしかった。3.Sound Tr…

  • 予防やセルフメディケーションも含む広義の医療費把握

    日本の医療費の全体像を捉える統計に、メディアでもよく取り上げられる「国民医療費」(厚生労働省)がある。 令和4年(2022年)度の国民医療費は46.7兆円。国民医療費は人口減少局面に入った後も、高齢化が進む中、ほぼ右肩上がりで増加している。 国民医療費には、保険診療の費用のほか、柔道整復師やあんま・はり・灸等の治療費などが含まれる一方、OTC薬・市販薬購入等国民の「セルフ・メディケーション」により発生する費用や、健診・人間ドック、予防接種といった「予防」のための費用、あるい評価療養(先進医療等)の費用は含まれていない。 厚生労働省によれば、国民医療費の98%は保険診療の費用が占めているとのこと…

  • コスパの良いウイスキー2選 Teachers , Whyte &MacKay

    久しぶりにティーチャーズ(ハイランドクリーム)を買った。 はじめて飲んだのは・・・2016~2017年頃だったか?手に取った理由は忘れたが、いろいろな銘柄を試している中で、たぶん安かったから。 安いスーパーだと800円ぐらいで買えたので、一度に数本買い込んで、しばらく常飲銘柄にしていた。現在はご多分に漏れず値上がりしたが、それでも安い店だと税込み1100円程度で買える。 飲み始めたころは、会社の同僚達も知らなかった。2020年頃から、大泉洋のTVCMが流れ、今では、コスパの良いウイスキーとして知名度が上がった。推し銘柄が人気を得るのはうれしいが、大衆化してしまうと少し残念な気持ちにもなる。 セ…

  • バナナの収穫

    8年前の正月 バナナの収穫を経験した。 想像と違っていたのは、 バナナは、ぶら下がるように実がなっているものだと思っていたが、 房が上向きについていたこと。 とても食べごろとは思えない緑色の段階での収穫。 早すぎやしないか?と思いながらも、房がばらけないように慎重に切りだし、 写真のような色のバナナを梱包して自宅に送った。 3日後、自宅で荷物を受け取り、開梱すると 普段、店先でみかけるのと同じ黄色いバナナだった。 絶妙に計算されたタイミングに感服した。 ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ

  • Seize the day

    2020年元旦31日から2日までの予定で、施設にいた父の外泊許可をとり、実家で過ごす予定だった。元旦の昼を過ぎたころ、父が悪寒を訴え、震えだした。熱を測ると39度。インフルエンザを疑った。元旦で病院がなかなか見つけられず救急車を呼んだ。病院の待合はたぶんインフルエンザであろう患者でいっぱいだった。インフルエンザではなく胆嚢炎。即入院となった。 1月~2月は面会可能だったが、新型コロナウイルス感染症の流行がはじまり、3月以降は面会中止となった。3月、看護士に車いすを押されて廊下を移動する父の後ろ姿を遠目にみたのが最後だった。結局、誤嚥性肺炎で父は6月に亡くなった。 6月はじめの深夜、急変して朝ま…

  • Evidence Base

    Evidence-based~という言葉を見聞きする。 そういえば緑茶飲料のCMでも「エビデンス」という言葉が使われていた。 古くはEBM(Evidence-based Medicine;根拠に基づく医療)という言葉があるが、最近はEBPM(Evidence-based policy making;証拠に基づく政策)という言葉もよく見かける。 「証拠」として客観的なデータが使われることが多い。確かに、「証拠」が示されることは重要である。しかし、すべてが信頼できるものかは定かでない。まして、それで物事を判断したり、決めたりするとき、エビデンスとして示されるデータの扱いについては、提示する側も受け…

  • 良いインフレ、悪いインフレ

    ガソリン価格が20日から上がった。ハイブリッド車にしてから、給油の頻度はかなり減っているが、やはり値上がりは痛い。最近は燃費を気にしながら、アクセルを踏むようになっている。 (出所)「消費者物価指数」総務省 ここ数年、物価は上昇(インフレ)傾向にあるが、インフレには2種類あるといわれている。デマンドプル型インフレとコストプッシュ型インフレ。良いインフレと悪いインフレともいわれる。 供給を大きく上回る消費需要によって発生する価格上昇がデマンドプル型のインフレ。企業の売上・利益が増大し、生産設備の増強や雇用の増加、賃金上昇等につながる、好ましい経済循環が生じる良いインフレとされている。 一方、原材…

  • はじめに紙があった

    はじめに紙(レセプト)があった紙(レセプト)はお金とともにあった紙(レセプト)はまさにお金だった 「レセプト」は、保険診療ではなじみのある言葉だが、日常生活ではなじみが薄い。つづりはドイツ語の「Rezept」を使うことがあるが、独和辞典を調べると「処方箋」、「レシピ(調理法)」など。英語論文では、「Medical Claims」あるいは「Health Insurance Claims」(医療費請求)という用語を使うことが多い。意味からすると英語表現の方が直接的でわかりやすい。 正式な日本語名称は「診療報酬請求明細書」 保険診療を実施した医療機関や処方箋調剤した薬局から、患者が加入する健保組合等…

  • The Scotch Whisky Heritage Centre

    1990年 初めての訪英時、エジンバラへいった。 エジンバラ城、ホリルード宮殿、ロイヤル・ボタニック・ガーデンなどの有名どころを散策してまわった。その途中、The Scotch Whisky Heritage Centre という施設をみかけたので立ち寄ってみた(2006年にThe Scotch Whisky Experienceに名前が変わったらしい)。 少し前の昭和の時代は、輸入ウイスキーは酒税の関係で値段も高く、オールドパーやジャックダニエルズが1本8000円ぐらいした。輸入ウイスキーは”高嶺の花”だった。今ほど常飲していたわけではなかったが、ウイスキーはいわば憧れの飲み物だった。 もは…

  • メディア雑感

    最近、既存メディアとSNS等のインターネットメディアに関する議論をよく見聞きする。 20~25年ぐらい前発表した調査結果の内容、あるいは消費者の心理や消費動向についてコメントを求められる形で、何度かメディアの取材を受けたことがある。電話や対面で取材を受け、翌日の紙面に載ったり、あるいはニュース番組で放映されたたりした。 翌朝の朝刊一面に記事が掲載されたことがあった。素直にうれしい。名前も出ている。犯罪者としてではなく。 しかし、ちょっとまて。私はこんな意味合いでは言っていない。「 」書きで発言をとりあげている部分は確かに私の発したことばを変えてはいない。だが、前後の文章とつないで記事全体を読む…

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