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【児玉誉士夫】第7回:晩年の孤影と権力の余熱 〜ロッキード後の「影の支配者」〜
序章:ロッキード事件後の児玉誉士夫1976年、ロッキード事件で世間を騒がせた児玉誉士夫は、その後、公の場に姿を現すことがほとんどなくなりました。だが、それは「力を失った」ことを意味するのではありません。むしろ彼は、かつてのように再び“表に出ない”「黒幕」とし
2025/06/15 07:00
【児玉誉士夫】第6回:ロッキード事件と児玉誉士夫 ~戦後最大の企業スキャンダルの核心~
序章:ロッキード事件とは何か?1976年、アメリカ上院の「多国籍企業に関する調査特別委員会(チャーチ委員会)」によって暴露された、ロッキード事件(Lockheed Scandal)は、日本をはじめとする複数国の政府高官が、アメリカの航空機メーカー「ロッキード社」からの賄賂
2025/06/14 07:00
【児玉誉士夫】第5回:金と政治の黒い接点 〜政財界に浸透する「黒幕」の戦略〜
序章:児玉誉士夫、政財界に現る戦犯容疑で巣鴨プリズンに収容された後、わずか1年足らずで釈放され、戦後の日本社会に復帰した児玉誉士夫。戦中に築いた「資金」「人脈」「情報」の三本柱をもとに、彼は再び活動を始めます。しかし、その姿はもはや一介の右翼活動家でも密
2025/06/13 07:00
【児玉誉士夫】第4回:戦犯から情報屋へ 〜児玉誉士夫とGHQ・CIAの接近〜
はじめに:児玉誉士夫、戦争犯罪人として逮捕される1945年8月、日本はポツダム宣言を受諾し、太平洋戦争が終結しました。敗戦と同時に、連合国軍最高司令部(GHQ)が日本の占領統治を開始。日本は戦争責任を問われ、戦犯として多くの軍人・政治家・実業家が逮捕・処罰され
2025/06/12 07:00
【児玉誉士夫】第3回:児玉機関と戦時経済 ~国家と闇を結んだ軍需ネットワーク~
序章:戦争と経済の接点に立つ1941年に日本が真珠湾攻撃を行い、アメリカとの全面戦争へと突入したことで、いわゆる「太平洋戦争」が始まります。この戦争は、国家の資源、国民の労力、経済全体を軍事目的に転換する「総力戦」の形を取り、国家のあらゆる機能が軍に集中し
2025/06/11 07:00
【児玉誉士夫】第2回:生い立ちと若年期 ~戦前日本の「空気」が生んだ右翼青年~
児玉誉士夫の誕生と家系的背景児玉誉士夫は、1911年(明治44年)2月18日、新潟県中頸城郡(現・上越市)に生まれました。児玉家は地方の裕福な家庭ではなく、父は無職で酒癖が悪く、生活は困窮していました。このような家庭環境が、後に児玉に「生存本能」とも言える強烈な
2025/06/10 07:00
【児玉誉士夫】第1回:児玉誉士夫とは誰か ~戦後日本を陰で動かした「黒幕」の正体~
はじめに:児玉誉士夫とは何者か?児玉誉士夫(こだま よしお、1911年~1984年)は、戦前から戦後にかけての日本において、政界・財界・裏社会に深く関与し、その影響力を「黒幕」「フィクサー」として揶揄されるほどに発揮した人物です。一般的な知名度は高くないものの、
2025/06/09 07:00
【笹川良一】最終回:影響の継承と歴史の審判——笹川ネットワークの現在と再評価
■ はじめに:笹川が遺したものは何だったのか?笹川良一の生涯は、日本近現代史の裏面をなぞるかのように、「戦前の国家主義」「戦中の動員体制」「戦後の冷戦構造」「民間主導の福祉・外交」「情報戦としての慈善活動」など、極めて多面的な局面を持っていました。その
2025/06/08 07:00
【笹川良一】第9回:CIA記録が語る“実像”——機密文書に残された笹川の座標
■ はじめに:CIA文書に名前を刻まれた日本人これまで述べてきたように、笹川良一は戦後の日本において、表では「慈善家」、裏では「反共ネットワークの中枢人物」として、民間から国家の機能を補完する存在でした。その活動は一部の報道や回顧録、研究書などに断片的に記
2025/06/07 07:00
あ
2025/06/06 13:07
【笹川良一】第8回:英雄か策士か——日本国内における評価と批判
■ はじめに:笹川良一をめぐる二極のまなざし笹川良一は、生前から「日本一の慈善家」と称賛される一方で、「右翼のフィクサー」「CIAの協力者」として強い批判の対象にもなってきました。彼の活動の多くは、公営競艇の収益に支えられた社会貢献事業という表の顔を持ちな
2025/06/06 07:00
【笹川良一】第7回:プロパガンダと慈善の境界線——笹川財団による“思想インフラ”構築
■ はじめに:「善意の仮面」の下にある戦略性前回までに、笹川良一が日本国内外で展開した民間反共ネットワークと、日韓・日台・東南アジア諸国への影響について見てきました。今回は視点を日本国内に戻し、彼が設立・運営した日本船舶振興会(現・日本財団)を通じた「ソ
2025/06/05 07:00
【笹川良一】第6回:アジア外交と“民間反共連盟”——日韓・日台関係への影響
■ はじめに:民間外交の実像とは戦後日本が主権を回復した1952年以降、政府は再び国際社会への復帰を模索し、特にアジア諸国との関係修復に力を入れます。しかし、戦争責任や植民地支配の記憶から、周辺諸国との外交は難航を極めました。そのようななかで台頭したのが、
2025/06/04 07:00
【笹川良一】第5回:CIAとの交錯——反共パートナーとしての“民間外交官”
■ はじめに:冷戦の激化と“使える人物”の選別1950年代、世界は冷戦(Cold War)という新たな時代へと突入しました。アメリカとソ連の覇権争いは、軍事面のみならず、情報、宣伝、経済、文化など多方面に及び、「代理戦争」としてアジア・アフリカ・中南米などで激化して
2025/06/03 07:00
【笹川良一】第4回:財団設立と反共ネットワークの再編成——日本船舶振興会の誕生
■ 出所直後の笹川良一:再起への準備1948年、A級戦犯容疑での不起訴処分を経て釈放された笹川良一は、大阪へ戻ると、直ちに復権の準備に取りかかります。戦時中に培ったネットワーク、蓄えられた資金力、そして彼を裏で支援する政治家・宗教関係者・右翼活動家たちが、こ
2025/06/02 07:00
【笹川良一】第3回:巣鴨プリズンと不起訴の謎――戦後処理とアメリカとの接近
■ 巣鴨プリズンとは何か:戦犯収容の拠点1945年8月15日、日本の降伏によって第二次世界大戦は終結しました。以降、日本は連合国軍(特にアメリカ)によって占領され、GHQ(連合国軍総司令部)主導のもと戦後処理が進められます。その最優先課題のひとつが、「戦争責任の追
2025/06/01 07:00
2025年6月 (1件〜100件)
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