2014年の詩 4
陽向 2014年7月28日18時27分から2014年8月13日12時10分まで----------------------------[自由詩]刹那/陽向[2014年7月28日18時27分] 軽い重さを背負いながら 独りで坂を上る軽さは風のように 重さは物語のように行方は光と闇に分かれ 両方とも人がいる白い旗と黒い旗が 船に刺さり 古くなる ミイラが云う 苦しみは生きている事を確かめる手段砂漠の氷が 光で輝き 闇で溶け 両方でもがく青年の軽さが 砂漠を横切り 重さが 鼓動に従うさよなら そんな言葉を誰かが呟けば それでいいのに 夜の水面の長所を 夜の山賊が云う 君に似ている所横には何処までもい…
2024/08/02 21:00