小説 こころ プロローグ 27375日の歳月の積み上げ

小説 こころ プロローグ 27375日の歳月の積み上げ

本田勝一は眠れなかった。イベント会場の近くにある施設には何処も人が溢れていた。時刻は夜中の午前1時を過ぎて2時に近かった。仮の宿泊施設の建物の玄関の扉前まで…