フーコーの振り子の正弦則の導出
フーコーの振り子は地球が自転していることを示した実験だ。自由に回転できる振り子を揺らしていると、振り子が振れる方向が少しずつ変わっていく。北極点や南極点では、振り子が振れる方向が24時間で一周(360°)する。赤道直下では、振り子の面は変化しない。それ以外の場所では、緯度によって一周するまでの時間が決まる。その緯度と、一周するのにかかる時間の関係を表したのがフーコーの正弦則だ。一周するのにかかる時間をT、緯度をθとすると、T=24/sinθで表される。式としては単純だが、これを導くのは難しい。フーコーの振り子の正弦則の簡単な導出という記事には、わかりやすい正弦則の導出が書かれている。振り子は円錐に書かれた方向に振れることから導いている。でも、これは、ちゃんとした導出にはなっていない。円錐に書かれた方向に振...フーコーの振り子の正弦則の導出
2019/09/22 12:57