「人生100年時代」は夢物語
巷では「人生100年時代」と称して、多くの高齢者が希望を抱いて体力づくりに励んでおられます。 しかし、現実は厳しいものです。 現在の我が国の実情は、65歳以上の高齢者が約3,000万人ですが、この中で100歳以上は約9万人です。 即ち、300人に対して1人の割合です。 今後は、この比率が幾分は増大する見込みですが、大幅な増大は考えられません。 つまり、「長寿100歳達成」は、宝くじに当たる確率と思われます。 医療技術の発達と新薬の開発が期待できますが、何れも高額な治療費に繋がります。 我が国の「年金制度」と「介護保険制度」は国民皆保険であり、世界でも高い評価を受けています。 しかし、現実には、…
2023/11/16 14:16