文士のゴルフ
敬愛している小林秀雄は、じつは大のゴルフ好きだったという。 朝起きるとまずは、新聞五紙を読み終え、庭にあったゴルフゲージ(昔はよくお金持ちの家にあった)で、200球前後打つことを日課にしていたという。 それぐらい、ゴルフに夢中になっていたらしい。ただし、競技ゴルフの方には興味を示さず、ただ、文士仲間とガヤガヤやる、今で言うエンジョイゴルフが主だったらしい。 残っている、スイング中の写真(バックスイング時)を見ると、さながらベンホーガン並のきれいなフォームをしている。 もっと小林秀雄とゴルフについて知りたくて、いろいろ文献をあさってみたが、小林秀雄のハンディキャップとか、平均スコアなどまったく残…
2025/02/23 08:50