文士がゴルフ?
かつて、大岡昇平が、「文士とゴルフ」というエッセイを読んだことがある。かつて、小説家同士のコンペがあったと。 同時に、石原慎太郎も、どこかのエッセイで、「文壇ゴルフコンペ」というのがあって、参加者の中にはその作風から、「おまえはゴルフをやってはいけないだろう」という、人が多く混じっていたと書いていた。 小説に限らず、アーティスト、クリエーターとゴルフというのは、イメージ的に遠い。バリバリの反抗ロッカーが、趣味がゴルフだと言うと、どっかでがっかりする自分がいるのも確かだ。 ゴルフは、どこか保守的で、スノッブで、権威的なイメージがあるし、事実そうなのかもしれない。 だからこそ、どこかこれらに反する…
2023/09/27 03:36