Ubuya 産屋 うぶや
産屋とは???日本に残されている産屋は、六箇所ほどあるようだが、大原の産屋以外は、全て高床式のモノ。私のふるさと大原(おおばら)の川合川のほとりに建つ産屋は、竪穴式。縄文式産屋だ。茅葺き屋根が地面から生えている。なぜ「屋根」は、家の一番上にあるものなのに、地面の下にある根っこの「根」という字(言葉)を使うのか?この質問、私が主催する大原分校のキャンプイベントに参加してくれた小学生から(^◇^;)。なんで??? 答→「昔の縄文時代の家は、屋根が土から生えてたから」。なるほど!!!昔の人(縄文時代)は、草も、木も、動物も、人も、家も、しっかり大地に根を張り、命を産んでくれた土と繋がって、感謝して生きていた。「根」とは、見えないけれど、私たち生きとし生けるモノの「根源」。パワー、力、氣の源なのだ。それを蔑(ないがし)ろにして、人間たちは生き始めた。尊いもの、穢れしもの、優生思考、選民思想、が日本書紀や古事記にはすでに現れている。神代の時代の神様もしょっ中喧嘩しているし、神武天皇も冷静に見れば、侵略者な訳で、二千六百年前には、勝ったもん勝ちの世の中になってしまっている。女性、出産、土を穢れしも
2024/03/03 12:27