朝から鳴くのは雀ではなく、鳩だ。どこかうつろな穴の中で響くような鳩の声が森の高いところを抜けていく。高くさまよった鳩の声がゆっくり落ちてくる中、私は小屋の戸を開けて泉に向かう。泉は小屋のすぐ近くにあり、簡単な屋根のある小さな椅子が側に置

心に浮かんだことをそのまま書いた妄想文です。 私の公園にはキリンがいる。公園の隅の方でいつもため息をつきながら空を見上げている。キリンの色は赤。ゆがんだ青い水玉模様柄が散らばっている。 キリンのため息は怒りのため息だ。「腹が立って

心に浮かんだことをそのまま書いた雑文です。 くもった夜空を見上げながら私はため息をつく。今日だったのに。今夜は星がもらえる日だったのに。大雨を降らせるでもない薄曇りの空を見上げて私は思う。いっそ豪雨でも降れば諦めもつくのに。 星をくれるの

肌が美しい人になりたい。ずっと昔からぼんやりとそう思ってきたが、50をいくつか過ぎた頃から切実に願うようになってきた。肌に良いと言われることは大抵してきた。（お金のかかること以外で）水も飲んだし、熱いお湯で顔を洗うのも控えた。保湿はたっぷり

お目汚しの雑文であります。お嫌な方には申し訳ありません。お急ぎここを離れて、お忘れくださいませ。

私のiPhoneはメルカリで買った中古品だ。新しいと商品説明にあったから、新古品と言うべきか。そして保証期間はとうに過ぎている。だからどこに苦情を言えばいいのかわからない。 私のiPhoneから水が溢れて困るんです。逆さにして全部こぼそうと

父の畑ではふた月も前に枯れていた青紫蘇ですが、うちの裏の庭の青紫蘇は今が穂の収穫時期。今年はなかなか夏が去らず、いつまでも暑かったため庭に出ることをサボっていました。二階から見る裏の庭の小さな畑の穂が出てるなあとは思っていたのですが、どうも

とてもいいことがあった日の空です。わすれたくないので、ここに保存しておきましょう。 久しぶりに宮部みゆきの三島屋シリーズを読みました。『黒武御神火御殿』（宮部みゆき/著 KADOKAWA）変わり百物語六巻目。聞き役二代目の若旦那のお話です。

秋晴れの良い天気ですが、風が強く、少し肌寒く。とはいうものの、空が高く爽やかな秋の1日で、少しばかり遠出をして綺麗な空気を吸ってきました。 ソフトクリームを食べたいとこの数ヶ月言い続けてきたものの、なかなかチャンスが無くて口に出来ずにいまし

本、その他ドラマや映画も含めて、歴史物っぽいなと思うものは避けて通ってきました。歴史に触れたのは教科書でのみです。歴史にすごく苦手意識があり、記憶力があまりよろしくないこともあり、縄文弥生あたりはともかく、人名が多く出てくる平安時代以降は拒

中秋とは言え、気温的には「前秋のさらにその手前」くらいですよね。朝晩はとっても涼しくなったので、秋でも可。でもお昼の間は秋とは呼びたくない。もう10月になりますからね、そろそろ夏の気配はなくなっても良いのではと思います。 それでも秋の味覚は

先週末に娘と一緒にジャズドリームに行ってきました。アウトレットに行くのははじめてだったのですが、屋外なのですね。朝晩はともかく、昼は真夏のように暑い日が続いていたので盛夏のような格好で出かけました。が、この週末は突然秋めいてきたので、慌てて

家の裏に小さな三角形の土地がありまして、小さな畝を二つばかり作り、トマトとキュウリを2本ずつ植えていました。それなりの収穫を終え、これ以上は何も生み出さない4本を、朝から抜きました。で、土の上に転がっていたほぼ黄色くなったキュウリ二本を発

父の家庭菜園では、現在スイカの最盛期です。毎日飽きるほど食べていますが、また三つほどもらってきました。ありがとう。お父さん。スイカ貴族です。もしくは、スイカ左うちわ。なんでもたっぷりあると、心に余裕が出ますね。ありがたや。 昨日、娘と一緒に

建物を解体しましたよ。という登記です。とってもかんたんな滅失登記。今までの登記に較べたらびっくりするくらい簡単でした。いつものように、登記相談予約をして書類を確認してもらいましたが、ほんの10分ほどで終わりました。あとは、法務局が実際にその

GWを利用して岐阜県立美術館へ行ってきました。ここはルドンを収拾しているので有名な美術館です。ルドン、好きなんですよね。絵は皆目分からないけれど、見るのは好きで、それでルドンは何となく惹かれます。何度か行ったことはあるんですが、違う絵が展示

離婚の手続というのは、体力を激減させますね。今回の登記に必要な書類をもらうために相手方に連絡しても、全く返事をしてくれないし、動いてくれなかったので自分で書類を集めましたが、返事をもらえないときの摩耗は本当に大きいです。もうすぐおわる！と思

色々なことがあったなあと、この一年を振り返ってしみじみしていました。相手方のモラハラが原因で子供と一緒に家を出てから、もう一年経ちました。あっという間に過ぎた気もしますが、すごく重い足取りで過ごした日もありました。離婚も財産分与も済み、今は

予約した時間きっちりに電話を下さった法務局の方は、長年これ一本でやってます！という感じの、何でも知ってそうなおじさまでした。質問をいくつも紙に書いて、どんどん質問していきましたが、長引いてもイヤそうな声も出さず、丁寧に答えてくれました。「書

法務局に出す書類のことで分からないことがたくさん！あったので、登記手続き案内の予約をしてみました。いや、こんなサービスがあるなんてびっくりです。最近はなんでも自分でやる人が増えたおかげかもしれませんね。予約をした日時に、法務局から電話をかけ