二種類の司教 2
二種類の司教 2 (第一段落 略) 第二バチカン公会議(1962-1965)は幾百万人ものカトリック信者が誤って誘導され神から離された壊滅的な出来事である。しかも、それは神に向かって導かれているかのような様相を呈しているため、その大規模な欺瞞は今も続いている。このような、第二バチカン公会議に続くカトリック教会の大衰退のさなかにあって、ルフェーブル大司教(1905-1991)は、教皇庁と教区が全教会に押し付けているその衰退に対抗すべく、司祭修道会を教会内に創設するという奇跡的な離れ技をやってのけた。これが聖ピオ10世会である。それは公式には教皇以下全てから不適格とされている様相を呈しているが、実…
2023/08/28 22:36