小砂川チト「家庭用安心坑夫」を読んでーー自分には理解不能だった主人公の狂気

小砂川チト「家庭用安心坑夫」を読んでーー自分には理解不能だった主人公の狂気

読了予測:2分10秒 結論から言うと、特に…、という感じだったし、理解不能 あらすじのようなもの 文学的な匂いのするところ まとめ(のようなもの) そう言えば作者の小砂川チトさんのこと おまけ(新しく獲得した語彙一覧) 僕はだいたい、小説だと文学、日本だと純文学と呼ばれる分野に興味があるというか、逆にそれ以外の小説にアレルギーがあるというか、読めない感じなので、毎年(2回の)芥川賞は常にチェックしています。で、普通は受賞作を読むのですが、平野啓一郎さんの大ファンでして、今現在選考委員をされているので、近年は、平野さんが推した作品を読むことが多いです。 芥川賞は、高瀬隼子さんの『おいしいごはんが…