たまに思い出すことがある。笑えないレベルでくだらない話だが、私にとっては大きな思い出である。今からちょうど3年前。その頃の私は中3になりたてで、通っていた塾が半分閉鎖みたいな状態になり、受験のプレッシャーで毎日塞ぎ込む日々を送っていた。そんな時、インスタグ

サブスク、というものが流行っている。アマプラ、Spotify、最近ではYouTubeもサブスクサービスを展開している。脛かじりの特権として(言い方)、私もファミリープランでいくつかのサブスクを享受している。とても良いシステムだと思う。ファミリープランでサブスクを享受して

商店街を歩いていると、とあるポスターが目に入った。それは女性向け下着の専門店のポスターで、若い女性2人が下着姿でベッドの上に座り、笑いながら話しているポスターだった。下着の宣伝としてはこれ以上ないデザインなのだろうが、私なんかはどうしても考えてしまう。「落

低身長がコンプレックスである。聞くところによると身長が伸びるピークは16〜18歳までの間なのだそうだ。私は先日17歳になったところだったので、結構焦っている。この1年に懸けねば、私は一生162cmということになる。身長を伸ばすのに不可欠なものはまず睡眠。その次に運動

電気のスイッチというものは、どのご家庭にもあるだろう。今回はその話だ。私の家の1階から2階までのスイッチは3つある。1階に、2階までの階段を照らすスイッチが1つ、2階に階段の電球を消すためのスイッチと、階段を登った先にある廊下を照らすためのスイッチ、と言った具

先日、横浜に一人旅に行ってきた。横浜アリーナで開催されるライブに行くためである。夜行バスで横浜に行き、ライブが始まるまでの間観光に向かうことにした。横浜には日産自動車の本社がある。1階部分は誰でも入れるショールームになっていて、新しいクルマから古いクルマま

先日、中3の頃の担任の先生に偶然会った。とてもお世話になった先生だったので嬉しかった。私が学校の前を歩いていると先生が私を見つけてくれて、そこから二言三言話した、という感じであった。先生は野球部の顧問で、その時もノックを打っている最中だった。そんな中、先生

年末、石垣島の祖父母の家に帰っていた。そして元日に帰ったのだが、想像より時間がかかって、石垣島から伊丹空港に着いたのは夜の10時ごろだった。両親がクルマを回してくると言うので、私と兄の2人で空港内で待つことにした。しばらくターミナルで時間を潰していると、仕事

おとといの晩、夢を見た。私がいたのは綺麗な中庭の見える焼き鳥屋の個室である。焼き鳥屋に来たのだから焼き鳥を食べようと思い、店員さんを呼ぶと、自分で焼き鳥を取り、レジに持って行ってお金を払ってから席で食べるという丸亀製麺の天ぷら的なシステムであると教えられ

バイトが終わって駅前を歩いていると、「Excuse me」と声をかけられた。振り返るとそこには、ハガキをもった外国人の女の子がいた。彼女のハガキには、「お金がなくてクリスマスが越せません。500円でお菓子を買ってください」と書いてあった。私は財布の中にいくらあったか

少し前に「髭剃りがうまくできない」というような話を書いた気がする。うまくできないと言いつつも髭というのはどうしても生えてくるもので、剃らねばならないというのはあるので毎回頑張って剃っていた。すると、最近自分でも「ちょっと髭剃るの上手なってないか？」と自覚

ツイッターをしていたら、とあるつぶやきが目に入った。その人は韓国のアイドルが大好きな人だった。見てみると、そこには10年ほど前に流行った韓国アイドルの歌の画像が載っていた。懐かしいなぁと思い、私はそのツイートに「懐かしい！」とリプライしようとした。しかし文

なにかと気が落ち込むことが多い日々である。落ち込みすぎて物書きもろくにできず、筋トレをする気も起きないので顔まわりが少し丸くなった。悩みの種は尽きないがそれを長々表現できるほどのボキャブラリーが私にはないし、何より面白くないので今さんぽは落ち込んでいると

高校に入ってもう半年になるが、今更部活を始めようかと色んな部をうろうろと見に行っている。ある時先生のすすめで美術部に見学に行った。美術室に入ると、こちらも部活に入ろうか迷っているらしい同い年の生徒を見かけた。名を聞くと、「ヤマモト(仮名)です」と返された。

1ヶ月ほど前にアルバイトを始めた。高知の郷土料理を扱う居酒屋である。高知にはさっぱり縁がなく、幼い頃に一度行ったきりくらいであるが、なんとか楽しくやっている。最近では生ビールを注ぐ技術がメキメキ上達していっている感覚がする。私の業務は主にホールで、お客に料

学校に行くためにバスに乗り、電車に乗る。電車のシートに座っていると、目に衝撃を感じた。思わず目を細める。太陽の光である。眩しいなぁ、と思った。しかしこういう時、この眩しさの正体をどう表現すればいいのだろうかと考えることがある。夕方の眩しい太陽は、「西陽が

学校帰りに電車に揺られていると、降りる駅の3つ前くらいにある人が乗ってきた。その人はスーパーの袋を2つ抱え、それを重そうに普通電車のベンチに置いた、見ると袋の中には、ノルウェー産サーモンの切り身やら鶏肉やら豚肉やらがわんさか詰め込まれていた。あんま大量の生

高層ビルが立ち並ぶ三ノ宮の街。ビルを見上げてみると、一番てっぺんには看板が貼り付けられていた。板に文言が書かれているやつではなく、分厚くて光る一文字が並べられているタイプのやつである。マサイ族でも絶対飛んで行けなそうな高さにある看板。でもそこに存在すると

友人と映画を観に行った。帰りに西宮ガーデンズから阪急西宮駅に向かい動く歩道を歩いていると、とある看板が見えた。センチュリー21。日本では赤ん坊くらいしか知らない人がいないであろう不動産会社である。看板の中では色褪せた、しかしその焼けた肌はまだ分かるケイン・

ふと台所を見ると、タバスコがあった。細長く、上の方に向けてさらに絞られているオーソドックスな瓶入りのものだ。10人に聞いたら10人が「あれだな」と頭に思い浮かべる形のタバスコである。実は生で見るのは初めてだった。漫画やらドラマやらで散々見てきたものがいきなり3