ブログみるアプリ
日本中の好きなブログをすばやく見られます
無料ダウンロード
ブログ村とはIDが異なります
メインカテゴリーを選択しなおす
フォロー
ミョウガ
ここを通るたびに、妙に惹きつけられる文字です。 その日も気になりながら、通り過ぎるところでした。 通り過ぎながら、徐々に身体が重くなってきました。 10mほど進んだところで、何者かの力が加わったかのように クルッと振り向かされた自分は、 気づいたらその場所に戻っていました。...
2024/07/30 20:07
市民人権講座に参加して
『3日ばかり留守にする。申し訳ないが、留守の間のことを頼む』 そうおっしゃると、先生は身の回りのものを 手当たり次第、紫の風呂敷に包まれました。 いつものことながら、先生のお支度は非常に簡素です。 お洋服は年がら年中、黒の詰め襟。 履き古した白いズックに足を滑り込ませた先生...
2024/07/26 20:17
納涼祭り
なぜ、いま、何処だか分からない夜道を焦りながら自転車を漕いでいるのか 分からず、頭がボッーとしてきました。 分からなくても、こんな場所に置き去りにされてはたまりません。 とにかく必死で後を追いました。 それは納涼祭りの日でした 祭りでは、何本もの打ち上げ花火が盛大に上げられ...
2024/07/21 20:47
蓮の花
どこかで目にしたその光景が、 記憶の底に引っ掛かっていたのかもしれません。 ある朝、起きたら 『行け!今日だ!見に行くのだ』 抗うことのできない囁きで脳内がいっぱいになりました。 湿度はありますが、昨日までの雨は上がり、太陽がカッと照りつけています。 洗濯物は溜まっています...
2024/07/18 20:01
車内にて
ところどころ座席は空いていました。 混み合っている場合は、名も知らぬ隣の人と肩がふれあうくらい ぎゅうぎゅう詰めで座ることになりますが、 今日みたいな日は余裕です。 互いの座席の間に程よい空間が作れます。 そっと腰を下ろした隣の方は、座席の間の 狭い空間に、甘ったるそうなト...
2024/07/12 20:05
ある侍女の告白 其の参 侍女
ある侍女の告白 其の弐 彦星 - この町内の片隅から ある侍女の告白 - この町内の片隅から 胸を膨らませ、県内でも有数の進学校であるこの高校に入学した日のことです。 真新しい制服に身を包む大勢の新入生の中に 忘れたくても忘れることができない、あの方の姿を目にし、 穏やかな...
2024/07/07 19:48
2024年7月 (1件〜100件)
「ブログリーダー」を活用して、あさこさんをフォローしませんか?