「お探し物は図書室まで」を読んで
「お探し物は図書室まで」の本が良かった〜という評判をよく聞いたので、買ってみました。 5つからなる短編集。それぞれの主人公は、年齢も性別もバラバラ。 それらの人たちがモヤモヤを感じながら、ふとしたきっかけで図書室に行って本を借りる。 本を借りる時にどの本がいいか相談しに、司書さんのところに行く。 その司書さんは座って一生懸命にプスプスと羊毛フェルトでかわいいマスコットを作っている。 相談しにきた人に気づくと、「何をお探し?」と聞く。 その優しい声に導かれるように、「探している本」ではなく、モヤモヤ悩んでいることを語りだす。 司書さんが語る言葉、探している本プラスその人に合った本と、 羊毛フェル…
2023/05/27 17:55