トレンドラインの引き方には正解がない、というのは皆さん既にご自身で試されて納得されているところかと思います。みんなが見ている(コンセンサス的な)1本のトレンドラインなど存在するわけがなく、今あなたが引かれたトレンドラインはあなたにしか見えて
FXのトレーディング手法やリスク管理、メンタル管理について、運営者の私見を述べると共に過去取引データの分析結果を掲載しています。 学ぶことが多く、敷居の高いトレーディングの世界について学習の一助になればと思って記事を書いています。
トレンドラインの引き方には正解がない、というのは皆さん既にご自身で試されて納得されているところかと思います。みんなが見ている(コンセンサス的な)1本のトレンドラインなど存在するわけがなく、今あなたが引かれたトレンドラインはあなたにしか見えて
インカムゲイン(配当)>キャピタルロス(株価値下がり)にするコツ
株式投資をして損する場合にはどのようなものがあるでしょうか。・短期売買で単純に高く買い、安く売る場合・配当をもらって売却したが、配当金額以上に買った時より値下がりしていて損する場合ざっくり言ってこの2パターンしかありません。加えて、前者に関
トレードをする際、必ず考えなければいけないこと。それは、同じくトレードをしている他の市場参加者の思惑です。トレードに勝つということはシンプルで、市場参加者の大勢と同じ判断が取れれば勝つのです。であれば、誰も見ていないようなテクニカル指標を信
【3分で読める】トレードで勝ちたければ人気投票アンケートを取ればいい
トレードで勝つ、少なくとも50%以上の勝率を得たければ結局何をすればいいのでしょうか。究極的な結論を述べると、それは「人気になる方を当てる」ということです。ドル円であれば、次の瞬間ドルが人気になるのか、円が人気になるのか当てるということです
トレードに係る感情を語るうえで、行動経済学における損失回避バイアス(プロスペクト理論という方がポピュラーかもしれません。)という言葉がよく持ち出されます。要するに、同じ金額を得るのと損するのでは損する方が辛いので、辛さを回避する行動を人は取
【3分で読める】過去検証で勝率を知っても、精神は安定するが勝つことは無い
勝率など飾りです。
今回は、Zigzagの計算方法と、トレーディングビューに標準装備されているツール「Zig zag」のパラメータの意味について説明します。
今回は、出来高と水平線によるチャート分析は、長期的にポジション保有する可能性のある株式投資家にこそ有効である、ということについて説明します。
今回は、前回記事で書いた線形回帰チャネルと平行チャネルについて、より深堀して課題と対策を考えます。
今回は、以前のコレログラム分析記事でも簡単に触れた自己相関分析と偏自己相関分析について、改めて詳細に説明しようと思います。
価格のサイクル分析は一度始まったトレンドについて利確、損切のタイミングなどを見極める上で役立ちます。一方でその理屈のもっともらしさから、決めつけ、オカルト的な使われ方(ドル円は〇日ごとにサイクルしている、など)をすることも良くあります。
商品市場は、基本的に各産地国の港までのFOB価格が示されています。一方で、全世界的に同一商品の動向を把握したり、需要国側の調達意欲を見るためにはCIF価格の分析も必要です。
統計指標を移動平均線とボリンジャーバンドで評価する計算モデル
統計指標を移動平均線とボリンジャーバンドで評価する計算モデルを作成したため説明します。
配当を期待リターンとする変則シャープレシオ計算によって、リスク調整したうえで最もパフォーマンスの良い企業が分かります。つまり、高配当長期保有戦略での銘柄選びに役立つということです。
今回は、理論株価を算定する方法の一つである配当割引モデルについて、その計算方法を説明するとともに、企業にとっての配当の重要性を説明します。
当月限月先物と長期金利を比較しよう(Trading View)
理論的には、長期金利が伸びていれば、先物市場の価格はさらに伸びるはずです。そうならないのは、間に「保管コスト」という要素があるからです。ヒストリカルに先物市場と長期金利を比較して、保管コストを浮き彫りにしてみましょう。
現物の売り手買い手双方にとって、将来にかけての価格変動リスクをヘッジ出来るという点で先物市場は有用ですが投機家の行動や過度な悲観的見方による価格乖離、急変動に注意が必要です。
統計指標を移動平均線とボリンジャーバンドで分析する意義(親記事)
今回は、株価等チャートでなく、統計指標を移動平均線とボリンジャーバンドで分析することの意義について説明しようと思います。また、本記事に連ねる形で今後個別統計指標についてヒストリカルに比較する記事をまとめます。株価でなく統計指標を分析する意味
OPEXとCAPEXは、ビジネス用語であり、ビジネスにおけるコストの分類方法を示しています。
バイオマス燃料は、再生可能なエネルギー源として注目されています。しかし、バイオマス燃料の生産には、食糧競合や原料競合という問題があります。 これらの問題はバイオマス燃料の原料が食糧そのものであったり、その他の用途に使われる原料と競合することで発生します。
電力供給を安定化させるため、容量市場における調整能力は重要です。今回は、容量市場の仕組みについて簡単にメモします。
IEAレポート(2022年にLNG需要が激減した理由)のサマリ
2022年はロシア紛争により、ロシア、ウクライナ由来のエネルギー、食糧資源の輸入がストップし、欧州で大混乱が生じた年でした。 しかし、表題記事によれば、2022年欧州でLNG需要が急減したのは、必ずしもロシア輸入停止によるものだけではないと述べられています。
日本の太陽光発電事業を取り巻く課題について、エネルギー白書をもとに整理します。
エネルギーコモディティ単価は、最終的に電力料金にどうつながっているのか分かりにくいです。今回は計算過程を示しつつ、LNG火力発電所の電力料金まで試算しました。
サワー原油は中東から産出される硫黄含有量の高い原油です。生産量が圧倒的に多いにも関わらず、主要な原油先物指標にはなっていません。
市場価格は、市場参加者の思惑等を織り込んで形成されるものです。ファンダメンタル情報から導かれる理論価格は定量的で信頼できそうですが、過信しすぎないようにしましょう。
トレーディングハウスについての用語集的メモです。トレーディングハウスとはトレーディングハウスとは、金融商品の取引を行う企業のことを指します。主に証券会社や投資銀行、FX業者などがトレーディングハウスと呼ばれることがあります。トレーディングハ
今回は、商品市場における現物価格と先物価格の関係についてメモします。現物と先物について現物と先物について、また現物買いと先物売りの仕組みについて簡単に説明します。「現物を買い建て、先物を売建てる」というのは、商品や株などを買って所有すること
今回は2023年2月の米国CPI結果について、米労働統計局公開内容(サマリ)を翻訳、まとめ、私見をメモします。米国労働統計局(米国CPI引用元)右記リンク(米国労働統計局HP)から結果を引用しています。米国CPIサマリとまとめ2023年2月
長期投資、大量生産、安定経営が求められる重厚長大産業においては、PBRが1倍を割ることは珍しくありません。何故ならビジネスモデル上時価総額が高く評価されにくいからです。安易なバリュー株投資で失敗しないよう、評価には一定の留意が必要です。
長期保有、高配当狙いの投資戦略においては、「値上がり値下がり幅は少なく」「高配当である」銘柄を選択する必要があります。ブルーチップと呼ばれる銘柄群は、まさにこうした属性を備えており、配当狙いの投資家にうってつけの投資対象になります。
テクニカル分析より資源等商品市場を学んだ方がFXは早く上達する
FXトレードはその時々の経済情勢を的確に把握して行うものです。従って、ヒストリカルデータに従い機械的に動くテクニカル分析を学ぶより、実体経済の源流である商品市場を学んだ方が上達の近道になるのです。
以下の具体例にそって為替レート予測に役立つ、役立たない指標について説明します。 ①GDPは事後的な結果なので比較しても意味がない ②二国間の政策金利差は将来の為替価値予測に役立つ ③資源・エネルギー価格と、各国の自給率も将来の為替価値予測に役立つ
指値注文は具体的な値動き予想に基づいて出されるべきです。逆に言えば、値動き予想から外れた動きを確認次第、指値注文を解除するべきでしょう。指値注文で利益が出るパターンは上昇トレンドの押し目、下降トレンドの戻りに入れるからこそ有効に機能すること
ニュートン・コンサルティング>リスク管理Navi>べき分布市場の値動きは、標準正規分布ではなく、べき分布だと言われています。標準正規分布は、例えば同じ環境にある人達の身長、体重など、それぞれのデータが独立しているがゆえに、平均的な値に多くの
海外勢は日本株の株式持ち合い問題に高い関心-ゴールドマン本日ブルームバーグに、最近円高を受け日本株に関心が集まっていること、一方で参入障壁として企業間株式持ち合いが問題である旨の記事がありましたので少し考えてみようと思います。企業間株式持ち
ファンダメンタル材料は、その示す意味が解釈次第のものも多くありますが一方で「政策金利差」や「某国の明確な景気の後退」など、次にFXで何をすればいいか分かりやすいこともあります。こうした材料が示す、明確な方向について逆張りしてはいけません。な
個人投資家で長期投資を志す人にとって、最大の悩み事、それはいかに売買収益と損失の影響を減らすかです。株に投資することを考えた場合、本質的な利益とは配当です。売買タイミングによって得られる差益差損ではありません。しかし、実際にはある株から得ら
ジワジワトレンドが続いて、例えばドル円が数日で5円、数週間で10円規模で動いたとします。そんなとき、じっと我慢し天井から底まで取れる人はそう多くありません。実際には日々マーケットに材料が供給され、その都度逆張りの動き、順張りの動きが生じ、プ
ジワジワトレンドが続いて、例えばドル円が数日で5円、数週間で10円規模で動いたとします。そんなとき、じっと我慢し天井から底まで取れる人はそう多くありません。実際には日々マーケットに材料が供給され、その都度逆張りの動き、順張りの動きが生じ、プ
スキャルピングというと、1分足や5分足を見ながらトレードしないといけないのでは、と普通考えてしまいます。しかし実際はどうでしょうか。trading view私はいつもチャートを見るとき、15分足、4時間足で見ています。これを見ていて思うのは
スキャルピングというと、1分足や5分足を見ながらトレードしないといけないのでは、と普通考えてしまいます。しかし実際はどうでしょうか。trading view私はいつもチャートを見るとき、15分足、4時間足で見ています。これを見ていて思うのは
ドライバルク市況と景気に関するメモです。
コモディティ価格一覧の調べ方のメモです。
コモディティ価格一覧の調べ方のメモです。
ストップロスをみんなが注目するところに置けば、それは損切にあい続けるよね、というメモです。
前回メモの補足メモです。
前回メモの補足メモです。
学びと整理用のメモです。
エントリー判断を行うためのトリガーと、トレンド判断に関する思い付きのメモです。
モメンタムは、ある2期間の終値の差を表示する非常にシンプルな指標です。その意味を正しく認識するためには「0」の値を中心にした分析が重要です。
トレーディングにおける手法の勝率やリターンは、市場の環境により都度変化します。ヒストリカルデータから算出される期待リターン、期待勝率をもとに、ポーカーのような期待値のゲームと思い込んでプレイし続けるべきではありません。
トレンドについて、重要な売買ポイントのをブレイクアウトした後に発生するものであると定義することが出来ます。一方サポレジ転換はどうでしょうか。ブレイクアウト後必ず発生するものでなくその発生根拠も不明瞭です。今回はサポレジ転換の性質について考察します。
資金管理の方法として、1回あたりトレードでの損失比率設定、複数ポジション保有する際の設定、連勝連敗設定等があります。これらの方法により上手に資金管理すること=トレードで勝てるようになることではない理由を説明します。
パラボリックSARは、決まった計算式によりトレンドの加速を視覚化するインジケーターです。あくまで計算式で切り下げ切り上げを測るものであり、トレンド把握にそのまま使うべきではありませんが、トレーリングストップに使うには最適です。
レンジ相場で逆張りトレードを仕掛けて勝てる根拠、反対の立場に立ってトレードする根拠について整理しました。
〇日前の最高値、最安値は、その値をエントリーの基準、ストップロスとして売買ポジションが積み重ねられておりこの点を基準にしたトレードは優位性が高くなります。一方で、より長期的なトレンドを把握しないとダマシにあいやすくなる点でもあります。
RCIは日付と価格を順位化し、その相関を取るというシンプルなインジケーターですが、トレンドの起こりを的確にとらえる上では優秀な指標となります。適切な期間設定とすることで、長期トレンドの起こりを把握することが出来ます。
フィボナッチ・リトレースメントはトレンド相場の戻り幅を見極めるために使われますが、「どこに引くべきか」について明確な基準がありません。ZigZagを併用すると、抑えるべきスイングを的確に把握することが出来ます。
ダウ理論における高値安値の定義は定量的かつブレなく行わなければ意味がありません。ZigZag等インジケーターにより定量的、自動的にチャートに描画すると良いでしょう。
パーフェクトオーダーは各MAの接敵間によって
ZigZagは、高値安値を自動的に描画するインジケーターで、それ単体で使うことが難しいです。1案としてトレンドライン描画を組み合わせてエントリー判断するのが良いでしょう。
MACDはレンジ相場や長期トレンドを把握できないのが弱点です。MTF的観点を入れ、長期トレンドを把握する工夫をしましょう。
RSIダイバージェンスのパターン分析【ドル円1年分/16回】
パターン発生後のトレンド発生有無を確認する「パターン分析」の方法を用いて、「RSIダイバージェンス」パターンの優位性を検証します。RSIダイバージェンスとはトレンド進展後売り買い勢い一服のタイミングで逆張りを狙うためのパターンです。今回分析の結果として、パターン発生後にトレンドは発生しないことが確認されました。
ゴールデンクロスのエントリー非推奨パターンについて【補足記事】
実際チャート上で発生するゴールデンクロスのパターンを見れば、「その後の上昇トレンドに結びつかないためエントリーを避けたほうが良いパターン」があることが分かります。MAの向き等々をもとに類型化出来る部分があるため、今回はそのパターンについて整理しています。
ゴールデンクロスのパターン分析【ドル円4時間足1年分/22回】
今回は、前回記事であげた「パターン分析」の方法をもとに、実際に「ゴールデンクロス」パターンの優位性を分析してみます。ゴールデンクロスのパターン分析について先の記事でもあげた通り、パターン分析には、パターンの定義トレンド発生確認方法の定義情報
パターン分析の方法【パターンとトレンドの因果/検証ツールとの違い】
トレード初心者で、かつテクニカルをもとにトレードしたい方は、まず「パターン分析」から始めるべきです。「パターン分析」は、検証ツールで行う「損益シミュレーション」とは明確に異なる概念です。勝ち筋を見つけるためには、まず「パターン分析」を行いましょう。
RSIは「順張りエントリー、ダイバージェンスクローズ」運用すべし
今回の記事は、「RSIの使い方」についてです。以前、過去記事でRSIの計算式について整理しました。今回は、RSIの計算式から見える弱点と、それに基づいて考察されるRSIの運用方法「順張り~ダイバージェンス」について紹介します。RSIの弱点R
ボリンジャーバンド逆張りするならとにかく設定期間を長くしよう
ボリンジャーバンドの設定期間を長くすればするほど、バンドの幅は広がり、変化が緩やかになる傾向があります。ということはバンド上でのダマシの反応が小さくなるということで、ボリンジャーバンドを逆張りに使えるのではないかと考え、アイデアを整理してみました。
毎日16時頃、東京~ロンドン市場の切替時に価格が急伸、又は急反転することが多いな、と感じたことがあるかと思います。今回はデイトレード的手法として、東京市場の価格傾向を線形回帰チャネルで可視化し、ロンドン時間のブレイクに追随する手法を紹介します。
過去検証を100回やろうが1000回やろうが、あまり意味はないという話
過去検証をコイン投げのようにとらえ、回数を増やせば増やすほど正確な確率が知れるのでたくさん検証すべき、という言説を目にします。しかし過去検証はそもそも正確な確率の把握のために行うべきではない、と筆者は考えています。本稿では過去検証をたくさん行うことのデメリットとそもそもの勘違いについて紹介します。
線形回帰チャネルはそれ単体では、どの期間に引いていいか分からないという問題を抱えています。本記事では出来高分析による重要売買ポイントを結ぶ線形回帰チャネルを引くことで、その瞬間のトレンドを把握しトレードをしかけるテクニックについて紹介します。
「初音ミクって、どのくらい年収があるんだろう?(=初音ミクというコンテンツはいくら利益を上げているんだろう)」という身近な疑問をもとに、財務諸表を見たりあれこれ試行錯誤しながら、何らかの答えを推定する記事です。財務諸表を調べる流れの参考にして頂けたらと思います。
【FX】分割エントリーのメリットについて(プレッシャーの分散)
分割エントリーはエントリータイミングと、一度のトレードで保有するポジション量を複数に分ける方法です。今回はリスクリターンという観点でなく、心理的な観点から見た分割エントリーを採用するメリットについて、全量トレードと比較して紹介します。
【FX】分割エントリーのメリットについて(プレッシャーの分散)
分割エントリーはエントリータイミングと、一度のトレードで保有するポジション量を複数に分ける方法です。今回はリスクリターンという観点でなく、心理的な観点から見た分割エントリーを採用するメリットについて、全量トレードと比較して紹介します。
今回は、出来高を用いた水平線の重要性認識及びそれに基づくトレード方法について紹介します。今回記事は、以下の方に向けて書いています。出来高をどのようにトレードに使えばいいか分からない方水平線を引いたものの、どれが重要か分からない方「コンセプト
物価指数は、2国間為替レートを購買力平価の観点から見るために必要なだけでなく、大まかな経済動向をデータで確認する上でも非常に有用な指標です。今回は日本の企業物価指数、消費者物価指数の調べ方について紹介します。
ボリンジャーバンドの順張り手法の一つ「バンドウォーク」とピラミッティング、トレーリングストップを上手く組み合わせることで、ダマシ回避、損失を最小化しながら効率よく勝つことが可能になります。本記事では戦略コンセプト、具体的な手法定義等について紹介します。
Average True Rangeは「過去一定期間のデータをもとに」「現在想定されるボラティリティ」を算出するインジケーターです。ボリンジャーバンドと類似しているがイマイチ違いの分かりにくい本インジケーターについて、計算例等示しながら説明します。
当ブログで度々扱っている「相関係数」について、その計算方法等を改めて解説します。相関係数とは、「2種類のデータの関係性を求める指標」のことですが、その関係性をどのような計算式で数値化しているかは正しく理解する必要があります。
ボリンジャーバンドのパラメータの一つである期間について、ただの「SMAの設定期間」という認識から一度離れ、統計的手法であるt分布の観点から適切なパラメータ設定が出来ないかを考えます。自由度30以上であれば標準正規分布にほぼ等しくなるという結果からは…
通常、ボリンジャーバンドはバンド上での順張り逆張りに用いられるインジケーターです。今回は切り口を変えて「VaR(バリュー・アット・リスク)」的考え方から、ボリンジャーバンドをストップロスとして使うアイデアについて紹介します。
今回は、RSI有効活用のための異なるアプローチとして、「RSIと価格の相関関係」について、実際のドル円データ分析をもとに分析します。「RSIが上がったのを見てから買い」が有効なのか「RSIが上がりそう(下がりそう)だから買い(売り)」なのか、ということを確認します。
RSI(相対力指数)は、過去一定期間の値幅をもとに、「買われすぎ」「売られすぎ」という状態を数値化して表すインジケーターです。実際の使われ方において「30以下だと売られすぎ」「70以上だと買われすぎ」と、特定の数値だけが注目されています。今回は、改めてRSIの計算式を計算例も交えて確認しましょう。
出来高はトレード参加者の売り買い量そのものが数値として可視化されているという点で、非常に興味深い指標です。2つの間違いについて認識したうえで、適切に分析に活用しましょう。2つの間違いとは「価格の変動との相関」「ボラティリティとの相関」についてです。本文中で詳しく説明します。
皆さんは、EMA(指数平滑移動平均線)の計算式を理解していますか?EMAは、SMA(単純移動平均線)に比べて、トレンドをより早く察知する、とされ、同じくトレンド手法であるゴールデンクロス、デッドクロスの判断指標に用いられることもあります。今
ジョン・ボリンジャー氏は、本来「順張りに用いるもの」としてボリンジャーバンドを考案したとされています。しかし、現在一般的には、いくつかの「勘違い」によって「逆張りに用いるもの」として扱われています。今回その「勘違い」を明らかにします。
ボリンジャーバンドは「期間中平均値計算」⇒「期間中の標準偏差計算」という計算プロセスを通じて描画されています。インジケーターの計算を自らなぞることで、その意味に気づかされることも多いため、ボリンジャーバンドの計算プロセスについて、実例をもとに簡単に見ていきます。
自己相関から値動きサイクルの周期を調べる方法【コレログラム】
市場の値動きを見ていると、「これって一定の周期性があるのかな?」と思う瞬間はありませんか?この値動きの周期性、エクセルの機能(+分析元となるデータ、本記事ではTrading View由来)を使えば簡単に分析できてしまうんです。
サポレジライン(水平線)の優先順位【水平線自動描画インジケーター】
ダウ理論による高値安値、何度も価格が止まった場所、ラウンドナンバー等々、引こうと思えば何本でも引けてしまい、最終的にどれを使うのがいいのか分からなくなりがちなのがサポレジラインの難しいところです。今回は、サポレジラインを引くにあたってのポイントを示すとともに、Trading Viewでの水平線自動描画インジケーターをご紹介します。
【Trading View】2市場間値差をチャート1枚で表す方法
2市場間の値差を調べたい時、わざわざ2枚のチャートを表示して、それぞれの価格を紙にメモしてエクセルで別にグラフを書く…みたいな煩雑な作業をやってしまっていませんか?Trading Viewで簡単な操作を行うだけで、2市場間値差を1枚のチャートとして表示することが可能です。
平行チャネルの傾きと幅、長さが意味するもの【線形回帰チャネル】
あなたは平行チャネルの特性について、どのような考えを持っていますか?平行チャネルはトレンドを一目瞭然にする優秀なチャート描画ツールである一方で、明確なルールなく過去検証に用いれば、都合のいい結果しか見えてこない扱いの難しさも有しています。本記事では平行チャネルの特性と線形回帰チャネルについて解説します。
経済学におけるカバー無金利パリティについて、日米国際利回りを金利と仮定して、過去ドル円レートにおいて成立するのか検証し、検証結果について考察を加えました。
国債利回りとその調べ方について(Trading View調べ)
為替、通貨間の強弱をファンダメンタル的に分析するのであれば、金利はまず抑えるべき重要ファクターとなってくるでしょう。本記事ではTrading Viewを使用した国債利回り(=ある国の通貨の金利)の調べ方及び国債利回りの簡単な解説及び国債利回りを用いた分析方法の示唆を行います。
ボラティリティは最強のファンダメンタル分析ツールになりうる、という話【FX】
ボラティリティの拡大・収縮は、ニュースを受けた市場参加者の行動結果を反映したものであると見ることが出来ます。ボラティリティの推移を見ることでニュースの影響、価値を後から評価したり、トレンドが始まりそうなのか、レンジが続きそうなのかといったことを定量的に考えることが出来そうです。
フィボナッチ・リトレースメントを使って「〇年以来の高値」の折り返しを見抜け!
相場が急上昇して、揉みあう価格帯の無い、「実に〇年ぶりの高値」となってしまったような場合。ボラティリティも異常に高く戻りを見抜くのは大変です。ですが、見抜けないでいつの間にか落ちてきている、というのが嫌な方。是非フィボナッチを使ってみて下さい、という話です。
為替レートは統計的に「昨日値上がったら今日も値上がる」と言えるのか?
トレンド順張りのルールには「昨日大きく値上がりした時ほど、翌日恐れずに買っていく」という類のものもあります。では、「昨日値上がったら、今日も値上がる」と仮定して、統計的に検証することは可能なのでしょうか。もし相関関係を証明出来たとしたら、順張りがもっと楽になるかも…
トレードルールは守らないといけない、とはよく言いますが、問題の本質はルールを守れないメンタルの問題、などにはありません。実戦の場で機械的に運用できないトレードルールにこそ問題がある、というのが正しいでしょう。そんな未完成のルールを実戦で使うと、「トレードルールのすり替え」が発生して永遠に手法が定まらなくなります。
FXにおいて複数通貨ペアを見る場合、通貨間の相関係数を把握して無駄なトレードを減らしていく必要があります。あるペアでトレードを考える場合、他の正、負の強い相関関係があるペアの動きを確認してからトレードするべきでしょう。決してトレードチャンスを増やすだけの目的で複数ペア見てはいけません。
RSI(相対力指数/Relative Strength Index)の本質的な意味は、「市場の過熱感」を数値化すること、これ以外にありません。それを踏まえたうえで、いわゆる教科書的なRSIの使い方ではなく、場合分けの使い方について提案しています。
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トレンドラインの引き方には正解がない、というのは皆さん既にご自身で試されて納得されているところかと思います。みんなが見ている(コンセンサス的な)1本のトレンドラインなど存在するわけがなく、今あなたが引かれたトレンドラインはあなたにしか見えて
株式投資をして損する場合にはどのようなものがあるでしょうか。・短期売買で単純に高く買い、安く売る場合・配当をもらって売却したが、配当金額以上に買った時より値下がりしていて損する場合ざっくり言ってこの2パターンしかありません。加えて、前者に関
トレードをする際、必ず考えなければいけないこと。それは、同じくトレードをしている他の市場参加者の思惑です。トレードに勝つということはシンプルで、市場参加者の大勢と同じ判断が取れれば勝つのです。であれば、誰も見ていないようなテクニカル指標を信
トレードで勝つ、少なくとも50%以上の勝率を得たければ結局何をすればいいのでしょうか。究極的な結論を述べると、それは「人気になる方を当てる」ということです。ドル円であれば、次の瞬間ドルが人気になるのか、円が人気になるのか当てるということです
トレードに係る感情を語るうえで、行動経済学における損失回避バイアス(プロスペクト理論という方がポピュラーかもしれません。)という言葉がよく持ち出されます。要するに、同じ金額を得るのと損するのでは損する方が辛いので、辛さを回避する行動を人は取
勝率など飾りです。
今回は、Zigzagの計算方法と、トレーディングビューに標準装備されているツール「Zig zag」のパラメータの意味について説明します。
今回は、出来高と水平線によるチャート分析は、長期的にポジション保有する可能性のある株式投資家にこそ有効である、ということについて説明します。
今回は、前回記事で書いた線形回帰チャネルと平行チャネルについて、より深堀して課題と対策を考えます。
今回は、以前のコレログラム分析記事でも簡単に触れた自己相関分析と偏自己相関分析について、改めて詳細に説明しようと思います。
価格のサイクル分析は一度始まったトレンドについて利確、損切のタイミングなどを見極める上で役立ちます。一方でその理屈のもっともらしさから、決めつけ、オカルト的な使われ方(ドル円は〇日ごとにサイクルしている、など)をすることも良くあります。
商品市場は、基本的に各産地国の港までのFOB価格が示されています。一方で、全世界的に同一商品の動向を把握したり、需要国側の調達意欲を見るためにはCIF価格の分析も必要です。
統計指標を移動平均線とボリンジャーバンドで評価する計算モデルを作成したため説明します。
配当を期待リターンとする変則シャープレシオ計算によって、リスク調整したうえで最もパフォーマンスの良い企業が分かります。つまり、高配当長期保有戦略での銘柄選びに役立つということです。
今回は、理論株価を算定する方法の一つである配当割引モデルについて、その計算方法を説明するとともに、企業にとっての配当の重要性を説明します。
理論的には、長期金利が伸びていれば、先物市場の価格はさらに伸びるはずです。そうならないのは、間に「保管コスト」という要素があるからです。ヒストリカルに先物市場と長期金利を比較して、保管コストを浮き彫りにしてみましょう。
現物の売り手買い手双方にとって、将来にかけての価格変動リスクをヘッジ出来るという点で先物市場は有用ですが投機家の行動や過度な悲観的見方による価格乖離、急変動に注意が必要です。
今回は、株価等チャートでなく、統計指標を移動平均線とボリンジャーバンドで分析することの意義について説明しようと思います。また、本記事に連ねる形で今後個別統計指標についてヒストリカルに比較する記事をまとめます。株価でなく統計指標を分析する意味
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バイオマス燃料は、再生可能なエネルギー源として注目されています。しかし、バイオマス燃料の生産には、食糧競合や原料競合という問題があります。 これらの問題はバイオマス燃料の原料が食糧そのものであったり、その他の用途に使われる原料と競合することで発生します。
ドライバルク市況と景気に関するメモです。
コモディティ価格一覧の調べ方のメモです。
コモディティ価格一覧の調べ方のメモです。
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前回メモの補足メモです。
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モメンタムは、ある2期間の終値の差を表示する非常にシンプルな指標です。その意味を正しく認識するためには「0」の値を中心にした分析が重要です。
トレーディングにおける手法の勝率やリターンは、市場の環境により都度変化します。ヒストリカルデータから算出される期待リターン、期待勝率をもとに、ポーカーのような期待値のゲームと思い込んでプレイし続けるべきではありません。
トレンドについて、重要な売買ポイントのをブレイクアウトした後に発生するものであると定義することが出来ます。一方サポレジ転換はどうでしょうか。ブレイクアウト後必ず発生するものでなくその発生根拠も不明瞭です。今回はサポレジ転換の性質について考察します。
資金管理の方法として、1回あたりトレードでの損失比率設定、複数ポジション保有する際の設定、連勝連敗設定等があります。これらの方法により上手に資金管理すること=トレードで勝てるようになることではない理由を説明します。
パラボリックSARは、決まった計算式によりトレンドの加速を視覚化するインジケーターです。あくまで計算式で切り下げ切り上げを測るものであり、トレンド把握にそのまま使うべきではありませんが、トレーリングストップに使うには最適です。
レンジ相場で逆張りトレードを仕掛けて勝てる根拠、反対の立場に立ってトレードする根拠について整理しました。
〇日前の最高値、最安値は、その値をエントリーの基準、ストップロスとして売買ポジションが積み重ねられておりこの点を基準にしたトレードは優位性が高くなります。一方で、より長期的なトレンドを把握しないとダマシにあいやすくなる点でもあります。
RCIは日付と価格を順位化し、その相関を取るというシンプルなインジケーターですが、トレンドの起こりを的確にとらえる上では優秀な指標となります。適切な期間設定とすることで、長期トレンドの起こりを把握することが出来ます。
フィボナッチ・リトレースメントはトレンド相場の戻り幅を見極めるために使われますが、「どこに引くべきか」について明確な基準がありません。ZigZagを併用すると、抑えるべきスイングを的確に把握することが出来ます。
ダウ理論における高値安値の定義は定量的かつブレなく行わなければ意味がありません。ZigZag等インジケーターにより定量的、自動的にチャートに描画すると良いでしょう。
パーフェクトオーダーは各MAの接敵間によって
ZigZagは、高値安値を自動的に描画するインジケーターで、それ単体で使うことが難しいです。1案としてトレンドライン描画を組み合わせてエントリー判断するのが良いでしょう。