国民民主、定まらぬ立ち位置=党内の路線対立顕在化・・期待できず
国民民主党の腰が定まらない。自民党と距離を縮める一方、日本維新の会と参院選の協力を模索。埋没を避けるため存在感をアピールしたい思惑があるが、足元で路線対立が顕在化してきた。「参院選で生き残ることが全てだ」。玉木雄一郎代表は4月26日の記者会見でこう強調した。国民民主は衆参23人、共産党と並ぶ野党第3党だ。夏の参院選では7人が改選を迎える。支持率は各種世論調査で1%程度にとどまり、危機感が強い。玉木氏は2月に岸田文雄首相(自民党総裁)らと水面下で調整。2022年度予算への賛成と引き換える形で、ガソリン税を一時的に下げる「トリガー条項」の凍結解除という持論について協議に入ることを約束させた。立憲民主党との差別化を図る玉木氏は周囲に「政策を勝ち取る新しい野党像を示す」と語る。同氏に近い関係者は「ニュースに取り上げられ...国民民主、定まらぬ立ち位置=党内の路線対立顕在化・・期待できず
2022/05/02 11:56