家庭内ヒエラルキーについて
元夫はこの国でかなりヒエラルキーのトップにいたのでは?と思った。 大卒、ヘテロ、自国籍、高身長、高収入、20代。 いや、そんなことはわかっていたはずだけど、私と元夫との間にある不公平感は、「働いている人」と「専業主婦」という構造からくるのだと思っていた。目に見える違いといえば収入があるかないかというだけで、問題の原因をいつもそこに集約しようとしていた。学歴にはほぼ大差なく、同い年で、どこかで同志のように思っていたところがある。 同志なのになぜわかりあえないんだろう、といつももどかしかった。 でも現実は、同志とは全然違って、相手は社会的には圧倒的に強者だ。 私は収入のない女子で、圧倒的強者とは言…
2021/07/18 07:59