Historyninjin’s blog

空の青さに気づくのは

空の青さに気づくのは(神岡学さんの言葉ミックス) さて、どんな歌になるでしょう？ (*^^*) 「空の青さに気づくのは」(*^^*) 空の青さに気づくのはぼちぼちちゃんと進んでる？ (あのね)空の青さに気づくのは 空を見ようとする者だけさ だから、大地から生えるように 大空へ向かうように へこたれない言葉を くじけない言葉を つき立てて かざしてゆこう 少しも強くないぼくが 知らないうちに はびこるように もっと繁れるように 成功は「いつか」でも 成長は「まいど」です 成功は「いつか」でも 成長は「まいど」です ぼちぼちちゃんと進んでる？ (あのね)空の青さに気づくのは 空を見ようとする者だけ…

2025/05/31 10:11

月の光(中原中也詩)

月の光(中原中也詩) 月の光(中原中也詩) 中原中也 「月の光」 月の光が照っていた 月の光が照っていた お庭の隅(すみ)の草叢(くさむら)に 隠(かく)れているのは死んだ児(こ)だ 月の光が照っていた 月の光が照っていた おや、チルシスとアマントが 芝生(しばふ)の上に出てきてる ギタアを持っては来ているが おっぽり出してあるばかり 月の光が照っていた 月の光が照っていた 中原中也詩 『在りし日の歌』より 作曲 historyninjin 2025/5/31 チルシスとアマントについて(web上の情報より) ヴェルレーヌの「マンドリン」中に出てくる、「人の名前」です。チルシスは、ヴェルギリウ…

2025/05/31 06:03

蜻蛉(とんぼ)に寄す

中原中也の詩 「蜻蛉(とんぼ)に寄す」 Vimeo あんまり晴れてる 秋の空 赤い蜻蛉(とんぼ)が 飛んでいる 淡い夕陽を 浴びながら 僕は野原に 立っている 遠くに工場(こうば)の 煙突(えんとつ)が 夕陽にかすんで みえている 大きな溜息(ためいき) 一つついて 僕は蹲(しゃが)んで 石を拾う その石くれの 冷たさが 漸(ようや)く手中(しゅちゅう)で ぬくもると 僕は放(ほか)して 今度は草を 夕陽を浴びてる 草を抜く 抜かれた草は 土の上で ほのかほのかに 萎(な)えてゆく 遠くに工場の 煙突は 夕陽に霞(かす)んで みえている 中原中也詩集『在りし日の歌』より 作曲 historyn…

2025/05/30 23:21

あんずの花の歌 (*^^*)

あんず祭りの舞台で高島小学校の子どもたちが歌ってくれた「あんずの花の歌」です。 ♪わーい👋😃🎶✨(*^^*)🎶✨ あんずの花の歌(2025/3/23) 作詩・作曲 にんじん先生＝historyninjin (^.^) あんずの花の歌について ◆学習発表会の練習に向けて https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2023/11/14/191340 ◆作曲の経緯 https://historyninjin.hatenablog.com/entry/2023/03/19/110404

2025/05/29 08:30

悲しみの永遠の石 (ウイグル詩へのメロディー)

ウイグル詩へのメロディー 「悲しみの永遠の石」 悲しみの永遠の石 原詩:エルカン・カディル日本語訳:ムカイダイス編詩・作曲:historyninjin(2021/8/12)録音:2021/8/14 「悲しみの永遠の石」(原詩の日本語訳) 私の中にある愛を築く字母があなただけを説く眠れない夜はあなたへの想いを徹夜する当てもなく廻ったすべての道はあなたの住所意味不明のすべての文章があなたを解く誰かを愛するなら何故かそこであなたの光を探してしまう太陽宛てにいくつもの恋文を書いた昼間に読んで欲しい星々から灯りを作って吊るした夜でもあなたが歩けるように夢で月はあなたに伝えて欲しいあなたの名前に野宿する私…

2025/05/29 04:15

一文字の詩より「青」

山川道子詩集「一文字の詩」(ひともじのうた)より「青」 「青」 ヒマラヤ山脈中腹に ひっそり青い罌粟(けし)が咲く 標高四、五千 山肌に 夏の光を浴びて咲く 「咲くやこの花館」の中 神秘の花に会ったのは 十年前のことだった 目の覚めるほど青い罌粟(けし)・・・ 不透明感漂わせ 透明感も漂わせ 遠い眼差し、真っ直ぐに 心のひだに入り込むーーー 友と二人で大阪を 訪ねてやっと会えた花ーーー もう一度ぜひ会いたいな 遥かな国のその青に 一文字の詩(うた)より「青」 七五調の音韻をたずねて試行錯誤すること数十分、一曲の歌になりました。(*^^*)

2025/05/18 00:18

ぼくという宝くじ

ぼくという宝くじ(神岡学さんの言葉より) (*^^*) ぼくという宝くじ 面白そうだったので図書館から借りてきた手書きの、オリジナル雰囲気満載の小冊子。神岡学著、「きょう、いきる ちから。」(ダイヤモンド社発行)という本の中にあった言葉に遊び心で作曲しました。(*^^*) わお、よく見たらこの本ページがないんだ。 こんな本はじめてみました。 でも、なかなかいいね。 おもしろいでしょ。 (*^^*) 👋😃🎶✨ わお、「他人まかせじゃないから」のところを、「他人まかせにしないから」と歌っちゃっています。がーん、こういうおっちょこちょい、時々あります。ごめんなさい。(T_T) ついでに、これおもしろ…

2025/05/17 09:31

「六月の雨」(中原中也詩)

中原中也の詩「六月の雨」 https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2021/08/01/034624 ウイグルの詩に作曲するきっかけを作ってくれたムカイダイスさんがSNSで紹介してくれた中原中也の詩「六月の雨」です。 ◆ この詩の最も頂点は「まなこ潤める面長き人、たちあらわれて消えてゆく」というところだと思います。その人とは中也が密かに心を寄せる人かも知れません。もしかしたら、もうこの世におられない方かも知れません。なぜ眼が潤んでいるのか理由は定かではありませんが、実らなかった恋の思いを噛み締めて耐えながら静かに逝かれたからかも知れません。 ◆ 202…

2025/05/16 06:08

「汚れちまった悲しみに」(中原中也詩)

汚れちまった悲しみに(中原中也) 数年前、中原中也の詩「汚れちまった悲しみに」に作曲しました。 https://ninjinmusic.hatenablog.com/entry/2022/02/22/054155 高校3年の時、現代国語で詩の時間があり、いくつかの詩を鑑賞した後、先生が「皆さんはどの詩がいいなと感じましたか？」と言って、生徒に挙手を求めたことがありました。 みんなそれぞれ自分がいいなと思った詩に手を挙げました。 「中原中也の『汚れちまった悲しみに』がいいなと思った人？」・・・と聞かれた時、私は何も考えないで無心にすっと手を挙げました。 すると教室がざわつきました。手を挙げたのが…

2025/05/16 06:03

「雨」(八木重吉詩)

今日(5/15)も図書館に寄りました。何冊か詩集をかりました。その中のひとつ。 八木重吉の「雨」という詩に曲をつけました。 「雨」 八木重吉 雨のおとがきこえる 雨がふっていたのだ あのおとのようにそっと世のためにはたらいていよう 雨があがるようにしずかに死んでゆこう 「雨」(八木重吉詩)

2025/05/16 03:01

一文字の詩(うた)より

山川道子詩集「一文字の詩」(ひともじのうた)より 今日(5/14)ふと図書館に寄り、詩集のコーナーを眺めていて、ふと何気なく薄い一冊の詩集を手に取った。 山川道子さんという方の詩集「一文字の詩(ひともじのうた)」、詩のタイトルが全部一文字。ずっと眺めていって「女」というタイトルが目にはいった時、すっとそのページを繰りました。 そこにはこんな詩がありました。 女は母になったとき 遠い意識を呼び覚ます 小さな小さなみどりごを 両手でそっと抱きながら 決して一人で生きられぬ 軽い、か弱い生き物は 確かな意思をもっていて 母をどぎまぎさせるけど それでも小さな生き物は 日々健やかに成長し 金、銀、珊瑚…

2025/05/14 23:50

音楽アルバム特別版(丘の上の小学校)

音楽アルバム(2025/5/12特別版) 「丘の上の小学校」 1.丘の上の小学校 Vimeo 作詞・作曲・歌 にんじん先生(*^^*) きれいな花が咲く野原がありました 季節がめぐってくるたびに いろんな花が咲き さわやかなそよ風吹いている みんなが仲よしのクラスがありました 季節がめぐってくるたびに いろんな勉強をして 明るい歌声がひびくんだ 季節がめぐってくるたびに 青い空のような がんばる声がする丘の上 2.野々浜小学校の歌 野々浜小学校の歌 作詞・作曲・歌 にんじん先生(*^^*) ここはみんなの野々浜小学校 青い空の下でいっしょに 勉強したり遊んだりして ぐんぐん育ってる ここはみん…

2025/05/13 01:17