欺瞞の闇を照らしゆけ
天球の央鎮座する眩き光空を染め全ての大地見つめゆき空を押し下げ包みゆく我ら全てを包みゆく欺瞞の闇に侵されし世界の大気を吸い吐きて心に翳りの色が滲み軀を巡り痛めゆく五感を狂わすその毒は虚実の膜を貼りつける感じる全てに貼りつけて見える世界を歪めゆく世界の味が狂いゆく天球の央鎮座する眩き光空を染め全ての大地見つめゆき空を押し下げ包みゆく我ら全てを包みゆく虚実の膜は薄き布縫わぬ限りは風に飛ぶ綻びだらけのその布は心に縫わねば剥がれゆく綻び布を縫いし者心を闇で包みゆく欺瞞の影に飲み込まれ憐れ傀儡に成り果てる闇しか通さぬその布に綻び布を縫い重ね光届かぬその心己で縛るその鎖己で歩く事さえも己の行末知る由も忘れ悪意に操られ小飴と鞭に舞い踊り消えゆく己に気づかずに操り糸に絡まらん天球の央鎮座する眩き光空を染め全ての大地見つめゆき空...欺瞞の闇を照らしゆけ
2021/08/02 00:00