なんでも捨ててしまう母と子どもの闘い

なんでも捨ててしまう母と子どもの闘い

20時半頃、末っ子がいつものごとく保育園の準備を始めると、『浴衣がないよー』と叫ぶ声。洗い物で必死だった私は、『いつもの場所にあるでしょ』と空返事。 何度もタンスをチェックする娘が今にも泣き出しそうな表情で、私の元にやって来た。『ママ、やっぱり無いよ。前はあったのに・・・』その声に、嫌な予感が脳裏によぎった。