本との出会いは突然に
私のお気に入りの作家、森沢明夫氏の本を図書館の書架に探しに行った。彼の作品の殆どは図書館の蔵書として登録されている。だから、いつもの場所に行って読みそこねている作品がないかとブラウジングしていたのだ。「そのナイフでは殺せない」ちょっと不気味なタイトルを森沢作品の並びに見付けた。今までの物語とは一風変わったアプローチかも。。。なんの疑いもなくそれを手に取り、朝井リョウの「発注いただきました!」と共にカウンターで貸出手続きを済ませ自宅に持ち帰った。帰ってほっと一息つこうと本を出しトンデモナイことに気付いた。あらーこの本、森沢さんの作品と違うわ〜。違和感を感じたのも当然かも。森川智喜。ノワールミステリー作家。なるほど、この手の話は、私の避けてきた世界だわ。その後ぺらぺらと速読でもするようにページをめくり「なんかナイフ...本との出会いは突然に
2021/04/30 15:03