長期記憶の分類
私達が日常生活で活用する記憶は、主として長期記憶です。長期記憶には、エピソード記憶、意味記憶、手続き記憶が含まれます。記憶はまず、陳述記憶と非陳述記憶に分けることができます。陳述記憶にはエピソード記憶と意味記憶があります。非陳述記憶には手続き記憶が含まれます。 陳述記憶とは、言語的に記述できる記憶のことです。タルヴィングは、個人的な経験に基づく出来事の記憶と事実的・概念的な知識の記憶を区別し、前者をエピソード記憶、後者を意味記憶としました。 エピソード記憶とは個人的経験の記憶で、特定の時間と場所に結びついた具体的な出来事についての記憶です。何歳の頃こんなことがあった、誰々から昨日こんなことを言
2021/03/28 06:59