信じた道を貫くとは何か 小説『じんかん』を読んで考えたこと
歴史小説じんかんを読みました。 私は恥ずかしながら、松永久秀という人物をまったく知りませんでした。 史実では、かなり悪人のレッテルをはれてるようです。 しかし、この小説では正義のヒーローにしか見えない。 松永久秀がただの「悪人」ではなく、自分の信念を貫くために苦しみ、悩みながらも進んだ人物だったということ。彼は「正義」や「仁」を貫くことが、どれほど孤独で過酷なことかを知りながら、それでも進み続けました。 又、物語の中で描かれる久秀と日夏の関係は、単なる愛の物語ではなく、深い絆と理解に基づいたもの。 二人の間には、愛以上の尊さを感じました。それは、互いを支え合う力強さであり、久秀が道を誤らずに進…
2025/04/21 22:30