happa

happa

その葉っぱは遊歩道の真ん中に浮かんでいた。落ちていくわけでもなく、舞い上がるわけでもなく、ただただそこに止まっていた。まるで時間が止まって、あらゆるものが動くことを諦めてそこに佇んでいるかのように。でも時間は止まっていないし、実際にボクは動けている。